(認知症を支える家族の会)
*4月の活動は1日(火)の交流会、11日(金)の運営委員会、17日(木)
の総会、25日(金)の会報印刷になります。
総会記念講演
「認知症の方と家族のふつうの暮らしの幸せが続くために
〜地域包括支援センタ―での活動報告〜」
講師 村瀬磨美さん
(地域包括支援センター鎌倉きしろ管理者 認知症看護認定看護師 保健師)
*利用者の方々に日々心を寄せ支援されている村瀬さんに認知症の方やご家族の心身の健康を守 るためのヒントや貴重なアドバイスをいただきます。
4月 1日(火) 交 流 会 13:30〜15:30
4月11日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
4月17日(木) 総 会 10:00〜12:00
4月11日(金) コーヒーポット13:30〜15:30
4月25日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
5月 6日(火) 交 流 会 13:30〜15:30
5月 9日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
5月23日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
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介護は「感情労働」といわれることがあります。ましてや、認知機能にこれまでとは異なる変化がみられる方をケアするときには、身体だけではなく、こころもたくさんのエネルギーを必要とします。
この言葉の大事な点は、「ふ く し」がズ〜ッと継続することなのだと思っており、そんな観点で、今後も地域社会活動に参加していきたいと思っている。
人間関係のエネルギーは、「シャンパンタワー」のようだといわれることがあります。上から注がれるシャンパンがその人のエネルギーで、1番上の1個のグラスは自分、2段目は家族、3段目は友人や同僚、4段目はそれ以外の社会の人々にたとえられます。シャンパンは、一番上のグラスが満たされなければ、下のどのグラスにも注がれることはありません。
認知症のある方をケアするご家族は、「自分のことを優先するなんて」と罪悪感を抱きやすいものですが、このタワーのように、自分を満たすことは、相手をケアするために必要な「準備」なのです。
どんな体調で、どんな気持ちでいるのか、ご自身のことをつぶさに観察なさってください。認知症のあるご家族の言動に翻弄されても、そのあと一人になった時に、ご自身の身体とこころがどう反応したのか、よく知っておいてほしいと思います
朝起きて布団の中で1分間だけでもいい。窓の外に目を向けて、テレビコマーシャルの間だけでもいい。ケアするご家族からほんの少し意識を離して、ご自身の身体とこころのほのかな変化やメッセージに、静かに耳を傾けてみていただきたいのです。自分一人ではわからないなら、りんどうの会のメンバーや包括に、自分のことを話してみてください。話しているうちに、ご自身の状態や気持ちに気づかれる方は多くいらっしゃいます。日々の中で、「自分はこんな状態/気持ち」なのだと知っていることが、「自分をケアする」ことではないかと、私は思います。
自分がわかり、「よくやっている」「これでいい」と認めたとき、人は必ず安心します。一番上のグラスに、シャンパンが満ちてきます。このような、ケアするひとが見失いがちな「満たされる」「安心する」というエネルギーの充填を、どうぞご自分にこそしてあげていただきたいと思います。その安心感は自然とあふれて、言葉以上の姿勢やふるまいに表れ、認知症のあるご本人に愛情として伝わるはずです。
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先日、「かまくらりんどうの会」の交流会に福祉の学生と参加をさせていただき、皆様との交流は私自身も含め貴重な機会となりました。交流会には私が支援させていただいたご家族様も参加しておられ、周りの参加者からも「近況報告の際に語られていた職員の方があなたなんですね!」と言われるなど、恥ずかしい気持ちと同時に改めて、責任というやりがいを感じました。
交流会に参加して、皆さん、それぞれの体験や過去の経験をお話しくださっているのを伺い、過去の出来事を思い出しました。それは、私自身が学生の時に先生より「専門職として人を支援する際に生じる“気持ち”は日頃の自分を土台として湧き出ていることを自覚しなさい」と言われ、併せて「自分の身近な大切な人たち(肉親や兄弟、配偶者)を自分で支援することが難しいことも覚えておきなさい。どんなに学んでも“日頃の自分”が強く表に出てしまうのだから。」と伝えられていたことです。
その原点を大切にしながら、本人やご家族様に寄り添いながら関わりを進めてきたように思っています。ご本人様を中心に据えながら、ご本人様とだけ面談を行ったり、時にはご家族様とだけ面談を行い、ご本人様やご家族様を“繋ぐ”ことを丁寧にしてきました。
「ひとがひとを支えていく」ということは良い出来事ばかりではないからこそ、家族だけでは、苦しくなってしまいます。反面では、ご家族が苦しくなることは、ご本人様と真摯に向き合っている証だと思います。しかし、そんな苦しい時こそ、苦しさを経験したことがある、分かち合える仲間(かまくらりんどうの会)と共に語らいながら、ご本人様やご家族様ご自身も大切にしていただきたいと願っております。また、地域包括支援センターの職員としても安心していただける支援を続けていきたいと思います。
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4日の交流会は、相談者、地域包括支援センター、会員の合計11名が集いました。相談者から介護している方の比較的安定したご様子をうかがい、介護する上での心構え、工夫をお聞きしました。
@本人が話す内容を否定しない
A介護サービスを充分活用している。
Bトイレ扉を取り外し(ドア式扉の事故防止)カーテン扉にした。(ベット脇にもポータブルトイレを設置している)主にこの3点を挙げていました。
他の参加者からもトイレドアをはずし排泄介助が楽になったと報告がありました。
後半、地域包括支援センターの方より数々のオレンジカフェの紹介があり、その中で精神科医とそのスタッフが協力しているオレンジカフェでは受診を躊躇している人がこのカフェを通して要介護申請につながったなど特性のあるオレンジカフェの紹介もありました。日常の困りごとなど地域包括支援センターに気兼ねなく問い合わせてみてはいかがですか。 mm
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菜種梅雨(3月下旬〜4月上旬)
3月の下旬から4月上旬の頃、冬の名残の北風と春の温かい風がぶつかり太平洋沿岸地域に前線が停滞することで発生する長雨。菜の花以外でも「催花雨(さいかう)と別の呼び名もあるそうです。
花冷え(4月の初め)
立春を過ぎた後に寒くなることを「寒の戻り」と言いますが、特に晩春に起こる一時的な寒の戻りを、桜などの咲く時期になぞらえて「花冷え」と言いますね。
清明風(4月上旬〜中旬)
春分の日の後15日目ごろ、東南から吹く心地いい風のこと。清明とは、江戸時代の書物「暦便覧」に出てくるこの一文の中にある「清浄明潔」を略した言葉のことだそうです。
発火雨(4月上旬〜中旬)
4月の初めに二十四節気の「清明」の頃に柔らかく降り注ぐ雨。この時期に咲く桃の花に降り注ぐ雨が,遠目に見ると火を発したように見えることが名前の由来だそうです。
山笑う(4月上旬)
春になって山野の草木が一斉に芽吹いて明るく生気溢れる様子。
正岡子規が 「故郷や どちらを見ても 山笑う」 と呼んだ句があります。
まだたくさんの言葉がありそうです。春になるのが待ち遠しいですね。
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◎令和7年度総会の出欠はがきを同封致しました。お忙しいとは存じますが。4月8日(火)までにご返送ください。
◎令和7年度の会費納入のお願いです。振り込み用紙が同封されている方は、ご利用いただくか、また総会にお持ちくださっても結構です。
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3月になっても厳しい寒さが続きましたが、桜が開花し春風が心地いい頃となりました。
4月から新年度が始まります。今年度もよろしくお願いします。
今月総会があります。皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。a.y
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