(認知症を支える家族の会)
日時:6月21日(木) 集合:9時(時間厳守)
行程:スルガ銀行鎌倉支店前→日比谷花壇大船フラワーセンター→湘南楽 友(昼食)→湘南化粧品(ヤクルト)工場→16時ごろ鎌倉着予定
会費:お一人2000円
持ちもの:保険証 傘をお忘れなく
見どころ・楽しみどころ
*花いぱいの園内をゆっくり鑑賞(園内はバリアフリーに改装されました。)
*料理…メインディッシュのほか、サラダ、パン、飲み物はバイキング
みんなで食べれば味も格別
*湘南化粧品…ヤクルト工場で肌チェックや製品工程見学後、ヤクルト試飲と
化粧品のお土産
〇バスは28人乗りですので、お申込みはお早めに。
〇申込先 向山 44-6424 石井澄 45-3953
〇締切 6月7日(木)
新緑を渡る風が心地よい気候になりました。
りんどうの会の会員が、認知症の方を介護されている方から相談を受けたとき、どのようにサポートしたらよいかを話し合いました。なるべく多くの情報を入手し、その方が必要とされていることをわかりやすくお話しできるようにと思います。薬に関することなどは、処方された薬で症状がどのように変化したかを医師に説明して、指示をいただくとよいでしょう。老人保健施設、特別養護老人ホームだけでなく、介護施設はいろいろなタイプがあります。私たちも、どの施設がどのような介護をしてくれるのかなど、常に新しい情報に注意を向けていなければと思いました。
6月2日(土)
午後1時〜4時
福祉センター2階 相談室
会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは十分留意いたします。
福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。
平成 18 年4月の制度改正で創設された、いわゆる小規模多機能型居宅介護は、「通い」を基本に、短期間「宿泊」や自宅への「訪問」を組み合わせた、つまり施設入所ではないタイプの在宅サービスです。いわゆる『宅老所』がモデルです。 小規模多機能型居宅介護のケアマネがケアプランを作成し、生活支援や機能訓練をひとつの事業所で行います。昼に「通い」を利用した施設にそのまま「宿泊」できるので、馴染みの関係が築かれやすく、その方の生活に沿った組み合わせができます。認知症の方は、環境の変化に敏感ですが、馴染みの場所でサービスを受けることは、利用者とスタッフ、また利用者同士が顔見知りとなり、アットホームな雰囲気が生まれ、ご家族の安心にもつながります。本人の体調や家族の急用や急病などの緊急時にも利用できます。
1ヵ月あたりの利用料が定額で、介護費用が高額になり過ぎない点も評価できます。良いことだらけのようですが、事業所あたりの利用の登録対象は29名以下、
1日に利用できる通所サービスの定員は概ね15人以下、泊まりは9人以下となっているため、定員を超えると利用できないところが欠点です。
宿泊は、あらかじめ施設に予約します。希望の予約が取れなければ、日程を変更するか、他の施設を探さなければなりません。利用者は住んでいる市区町村にある事業所と契約を結びます。施設の在地と異なる市区町村に住んでいる場合は利用できないこともあります。
「通い」「訪問」「宿泊」は、今までの「通所介護(デイサービス)」「訪問介護」「短期入所生活介護(ショートステイ)」にあたります。しかし、これらは一見同じでも、比較すると違うものであることがわかります。
一般的に、デイサービスでは、施設が決めた時間割に沿って、利用者はレクリエーションに参加したり、食事をしたり、入浴したりして過ごします。一方で小規模多機能型居宅介護の「通い」では、事業所のスタッフが送迎車で自宅まで迎えに来てくれ、支援が必要な人は「訪問」サービスを受け、身支度を整えてから出発します。施設に着いたら、デイサービス同様、体操で身体を動かしたり、レクリエーションや季節ごとのイベントに参加したり。体調がすぐれないとか、疲れた時は無理をせず、マイペースに過ごせます。機能訓練の一環として、食事の準備や配膳、後片付けなど、スタッフとともに簡単な家事などを行うこともあります。家事などを行うことで、自宅での生活を想定した日常生活のリハビリにもなります。また、自分にできる範囲で行うことは、精神的な充足感につながります。利用者は自分の生活に合わせた時間の過ごし方ができます。一日を通して利用する人もいれば、食事のみ、入浴のみに数時間だけ利用する人もいます。
小規模多機能型居宅介護の「訪問」では、利用者は必要な時に必要な量の支援を受けることができます。例えば身体的な介護のほか、散歩の付き添い、安否確認や服薬のための短時間だけの訪問も可能です。緊急時は駆け付けてもらえるのも心強いポイントです。こうして一日を過ごし、夕方にはスタッフと送迎車で帰宅となります。
「通い」からそのまま「宿泊」を利用する場合は、夕食を摂って施設に泊まります。「宿泊」だけを利用する場合は夕方から、あるいは夕食を自宅で食べてから施設に来て宿泊することもあります。「通い」のない日はスタッフの「訪問」を受け、外出に付き添ってもらったり、自宅でケアを受けたりします。ヘルパーは時間単位で利用者の自宅を訪れ、決められた訪問介護サービスに合わせて支援を行います。
「看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)」の大きな特徴は、訪問看護の提供に、医師の指示書をもとに、「通い」や「宿泊」の利用時にも看護師が医療処置を行います。 従来の小規模多機能型居宅介護では対応しきれなかった医療ニーズの高い方の受け入れが可能になります。
「看護小規模多機能型居宅介護」は以下の2か所
複合サービス ふぁいと今泉の里(鎌倉市今泉1-11-8) 0467-42-7760
看護小規模多機能ホーム聖テレジア(鎌倉市津602-184)0467-38-0770
鎌倉市の小規模多機能型居宅介護の利用施設は以下の6か所です。
デイホーム鎌倉深沢 (鎌倉市常盤267) 0467-39-2282
ミモザ白寿庵 (鎌倉市山崎1183-13) 0467-39-6511
クロスハート十二所・鎌倉(鎌倉市十二所937−8) 0467-53-8962
材木座あじさいの家 (鎌倉市材木座2-10-12) 0467-24-0505
鎌倉ケアホームえん (鎌倉市今泉3-18-6) 0467-41-1320
ちいさな手 ・ききょうの花鎌倉(鎌倉市台3−9−5) 0467-46-3528
昨春の会報で妻の特養生活の様子をご報告してから早いもので1年が経ちました。また特養に入居してから6年になります。特養のユニットでは入居当時からの“古株利用者”が二人居ますが妻はその内の一人で、これまでの間ADL面でもあまり大きな変化も無くて、すこぶる穏やかで安定した(快食・快眠・快便の)日々を過ごせております。そんな直近の妻の様子を記してみたいと思います。妻は4月21日生まれで古希を迎えたばかりですが、まだまだ元気で長生きして行って欲しいと願っています。
そんな妻が6年間を通じて、末期の認知症者であるにも関わらず、何とか良い生活を維持できているのは、特に“食”との関係が一つの重要な要因ではないかと感じていて、その辺りを記したいと思います。昨年末に施設の管理栄養士から提示された妻に対する栄養ケアマネジメント資料が大変参考になり定量的に証しているので、それを引用しながら記してみます。
氏名:白鳥容子 2012年4月9日入居 年齢70歳 女性 アルツハイマー型
認知症 要介護度5
身長162cm 体重54.6Kg 入居時:50.0Kg 肥満度BMI:20.8【低】 体重変化率:【低】6ヵ月で1.2%増
血清アルブミン値【低】3.6g/dl 以上
食事摂取量【低】主、副、総合99%
栄養補給法【低】常食を経口摂食
褥瘡・無し:【低】
栄養面や食生活上の問題【無】
栄養リスクの総合判定:【低】栄養リスク判定基準は、【低】=良
【中】【高】・・・要改善あり
栄養ケアマネジメントとは何? かについて管理栄養士に聴いたところ、
1.栄養スクリーニング 2.栄養アセスメント 3.栄養ケアプランから構成されるそうです。その中でも1の栄養スクリーニングが栄養ケアマネジメント実施の要否(利用者を適格審査して、予後の栄養管理の在り方)を判断する上で非常に重要であるそうです。入居者(特に高齢者)の低栄養状態化(例:褥瘡発生原因等)の有無を早めに把握し、解決するための最初の判断が栄養スクリーニングで、判定基準を元に的確に実施されることが望まれるそうです。栄養リスクレベルの総合判定が【低】であることがベストだそうです。その意味では、妻は差し当たってベストな状態にあるようです。
栄養スクリーニングの実施項目としては、大略以下の項目があるそうです。
(1)栄養スクリーニング用簡易質問票 (2)体重減少率
(3)上腕周囲長、上腕筋面積 (4)血清アルブミン値 (5)食事摂取量、その他
ここでの適格審査で、次の2番目のステップである栄養アセスメントを実施するか否かを決めるようです。この栄養アセスメントでは、栄養スクリーニングの結果(栄養リスクレベル)に応じてアセスメントの実施内容が検討されます。リスクのレベルは、(a) 低リスク者、 (b) 中・高リスク者に分けて検討されるそうです。
【低】リスク者の場合
低リスク者に対しては嗜好など利用者の主観的要素を加えた栄養アセスメン書を作成、管理栄養士は関連他職種(嘱託医、ケアマネ、看護士、介護士等)と協働で対象者の栄養アセスメント書を作成します。さらに問題解決のために取り組むべき事項がある場合も、関連他職種等と協同して作成します。
【中、高】リスク者の場合
中・高リスク者に対しては関連他職種からの専門的見解を含めて、管理栄養士が関連他職種と協働して栄養アセスメント書を作成していきます。
次の3番目の「栄養ケアププラン」のステップに進めるために、栄養ケアにおける解決すべき課題(ニーズ)と解決の優先性について総合的に評価・判定して、栄養ケアプランが検討されるそうです。
(1) 栄養補給方法 (2) 栄養食事指導 (3) 関連他職種による栄養ケアの3つの観点から検討されて、特に(3) 関連他職種による栄養ケアについては口腔ケア、摂食・嚥下 リハビリ、服薬指導等の幅広い観点から検討するそうです。このようにして栄養ケアプランを作成し、入所者全員の食事計画が、個別具体的に作成されます。さらに中・高リスク者には関連他職種と連携して栄養状態モニタリングも行われるそうです。
妻の場合、栄養マネジメントのお蔭で「良好で安定した食生活」の維持ができています。これは他方で、嚥下機能が維持できているからだと思います。体幹機能と脚力の維持(座位、立位、歩行の各能力維持)が嚥下機能維持に深い関わりがあると常々主治医から聞かされていたので、面会の都度、欠かさずその為のリハビリ(50mの手引き歩行と、10回の椅子立ち上がり:スクワット)の励行に努めています。これが良好で安定した食生活が維持できていることと全く無縁ではないと、強く感じている今日この頃でもあります。
◎年会費納入のお願い
年会費の振り込みをよろしくお願い致します。払い込み用紙がお手元に無い場合はご連絡ください。(会計 石井澄子 45-3953)
◎交流会へのご協力のお願い
交流会では当日参加された会員の皆さんを講師に、体操やストレッチ、折り紙、脳トレゲームなどを体験しています。交流会でお得意なこと、お好きなことをご披露、ご指導くださいませんか。どうぞよろしくお願いいたします。
曜日 | 内 容 | 福祉センター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
6月1日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ガ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
6月2日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
6月5日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
6月8日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
6月21日 | 木曜日 | 日帰りバス旅行 | フラワーセンターほか | 9:00〜16:00 |
6月29日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
曜日 | 内 容 | 福祉セン ター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
7月3日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
7月6日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ガ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
7月7日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
7月13日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
7月19日 | 木曜日 | 交流会 | 団体活動室 | 13:30〜15:30 |
7月27日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |