(認知症を支える家族の会)
・日 時・・・4月21日(木) 13時30分〜15時30分(受付13時から)
・ところ・・・福祉センター 第一・第二会議室
・講 演・・・認知症高齢者の接し方〜傾聴ボランティアの立場から〜
・講演者・・・中村憲正さん (会員 認知症サポーター)
・議 題・・・平成27年度 活動報告・決算報告
・・・・・・平成28年度 活動(案)・予算(案)・役員紹介
★認知症介護相談会★
・日 時・・・4月5日(火) 13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室
☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。
介護体験者がお待ちしています、お気軽にご参加下さい。
4月2日(土)
午後1時〜4時
社会福祉センター2階 相談室
会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。
今月から、りんどう電話相談が第1土曜日のみになります。
突然交番から電話が来ました。祖父を預かっているというのです。家族は訳もわからず、あわてて車で交番に向かいました。同じ市内とはいえ、その地域は私達家族が行った事は、ゼロに等しい場所でした。
交番の椅子に座っている祖父はとても小さく、弱弱しく見えました。祖父の目には私達は、どう映ったのでしょうか。
どんな事を思いながらそこに座っていたのでしょうか。名前も住所もわからなくなり、交番の方は祖父が持っていた書類の中から、
名前と電話番号をみつけたそうです。
祖父は七十六歳、この日も会社に行くと家を出ました。ずっと仕事一筋で、家にはたくさんの専門書や書類が山積みにされ、その中に置かれた大きな机でいつも仕事をしていました。慣れないパソコンも本を見ながら、使える様になりました。若い頃から好きだったという語学もたんのうです。私達にも良い経験だからと、ホストフアミリーになり、今までにもいろいろな国の人がホームステイに来ました。今まで聞いたことのない言葉を祖父が話していた時は、とてもおどろき、カッコイイと思いました。私が英語が好きなのは、そんな祖父のおかげかもしれません。いつも堂々としていて元気でやさしい祖父・・・それがどうして。
その後、祖父は検査をするため入院しました。その一週間は日を追うごとに、状態が悪くなっていきました。ベッドから自由に動けないベルトをされました。夜中に勝手に徘徊して、部屋に戻れなくなりました。お見舞いに行っても、話していることがよくわかりませんでした。ただ家に帰りたそうでした。
皆さんは『認知症』という言葉を知っていますか。認知症とは脳の病気です。原因は脳を使っていないことや脳の細胞に異変が起きることと言われています。年のせいからくる物忘れとは違います。あとになっても思い出せず、一度経験したことを忘れてしまいます。そのために何度も同じことを言ったり聞いたりします。脳の病気が進むうちに、日時や人の顔がわからなくなり、普段できていた何気ない動作ができなくなります。感情的な変化も見られるようになり、孤立したり被害者意識が強くなります。
私は今まで『認知症』という言葉をとても遠くに感じていました。もちろん症状など、全く知りませんでした。でも今はとても身近に感じています。なぜなら、私の祖父が軽い『認知症』になってしまったからです。
家族も私も、とても落ち込みました。母はもう祖父とは、二度と話す事が出来ないと思い、一人で泣いたと言っていました。私もとても悲しく、今まで感じたことのない気持ちでいっぱいでした。祖母はもっともっとつらかっただろうと思います。でもこうしていてもどうにもならないので、私達には何ができるかを考えました。
まず、祖父にたくさん話し掛けること、日時・曜日の確認を毎朝します。祖父をできるだけ一人にしないことです。テレビも一緒に見たり、ゲームをしたり、そばに誰かがいるようにしました。祖母、父や母だけでなく、妹や私もできることをしています。
でも、そんなことが想像以上に大変なことでした。特に大変だったのが、祖父の機嫌が悪い時にどう接するかです。あまり下手なことを言うと怒ってしまい、何もしないでいると、ぶつぶつ言いだすのでした。この時に、私の方が怒ってしまいたくなります。でもうれしいこともあるので、その時のことを考えて接するようにしています。
私より祖母は何倍も祖父と一緒にいる時間が多いので、大変だなと思います。病院や買い物、散歩にも一緒です。祖父のたくさんの薬も管理します。誰よりもつらい祖母なのに、祖父のために頑張っていて、私はすごいと思っています。
でもうれしいこともたくさんあります。それは祖父に「ありがとう」と言ってもらうことや祖父が明るい時です。そうなると「次もまた頑張ろう!」と思います。
認知症は治ることはないそうです。でもその進行を遅くすることはできるそうです。私が高校生、大学生、社会人・・・少しでも楽しい時を、祖父と一緒に過ごしたいと思います。そのために私達ができることを考え、家族みんなで力を合わせたいと思っています。
“ジジ楽しくやろうね。長生きしてね。
”
※中山麻奈さんは会員のお孫さんです。この文は「第33回神奈川県福祉作文コンクール」で中学生の部優秀賞(日本放送協会横浜放送局長賞)を受賞されたものです。
前日の暖かさが嘘のような肌寒い日ではありましたが、多くの方がご出席いただき、以下のようなことについて話し合いました。
・特別養護老人ホーム、病院など施設によって、看取りに対する対応がかなり異なり、家族の希望が叶わないこともあります。
・認知症か、と思われる症状があっても、要因が認知症とは異なる場合もあります。医療機関のほか、保健所(鎌倉保健福祉事務所)、市役所の市民健康課などでも相談に応じているので、利用するのもよいでしょう。
ラップはとても便利な防災用品になります。
食品を包むほか、水の貴重な災害時、お皿など食器に敷いておけば洗わずにすみます。
身体に巻けば防寒にもなります。ケガをした時には包帯代わりに傷口をおおったり、骨折した時は三角布に、芯は添え木に使えます。割れたガラス窓を塞ぐのにも便利です。
ラップを防災リュックに加えてみてはいかがでしょうか。S.I
*会員の方からお寄せ頂いた防災ミニ知識です。
★募集しています。
防災ミニ知識や災害にあわれた体験、鎌倉に残る関東大震災など災害にまつわる言い伝え、また災害に関わるご提案など皆様のお知恵をお教えください。
★お伝えします。
地域災害弱者防災支援連携会議(福祉避難所を考える会)
認知症の方を含め、災害時に特別な支援が必要な方の防災対策(主に避難)を考える会です。
3月に実施した避難訓練のようすを次号でお伝えする予定です。〈編集担当〉
うららかな春日和となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?この頃になると風に誘われて、ちょっとお花見に出るのも気分転換にいいかもしれません。
若宮大路の改修工事が終わり(3月30日)、また桜が見えますね。
最近は会員の方の手記が寄せられ、とても嬉しいです。 a. y
☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせください。あわせてご投稿もどうぞお寄せください。
発行者:かまくらりんどうの会
代表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井TEL46-5369 山際 TEL24-8765
曜日 | 内 容 | 社会福祉センター | 時 間 | |
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4月1日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
4月2日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
4月5日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
4月8日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
4月21日 | 木曜日 | 総 会 | 第一第二会議室 | 13;30〜15:30 |
4月28日 | 木曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
曜日 | 内 容 | 社会福祉セン ター | 時 間 | |
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5月3日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
5月6日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
5月7日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
5月13日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
5月19日 | 木曜日 | 交流会 | 団体活動室 | 13:30〜15:30 |
5月27日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |