かまくらりんどうの会 (認知症を支える家族の会)かまくらりんどうの会 今月の話題

更新日: 2015年2月28日

3月の話題

かまくらりんどうの会 今月の話題です

* ★認知症介護相談会★ 


・日 時・・・3月3日(火) 13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室

☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。
介護体験者がお待ちしています、お気軽にご参加下さい。
◎交流会は総会準備のためにお休みになります。

◆ 総会のご案内◆
平成27年度の総会を4月16日(木)午後1時30分から  開催いたします。
詳しいお知らせは来月号に掲載いたします。 皆様のご参加をお待ちしています。

  

* 介護の悩みお電話下さい。りんどう電話相談(認知症相談)

相談電話担当者


3月7日(土) 3月21日(土)
午後1時〜4時

社会福祉センター2階 相談室

相談電話 りんどうテレホン0467-23-7830 

会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。

介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。

 

★認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて   

認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)が発表されました。

1月27日、国が進める認知症施策として厚労省から「新オレンジプラン」が発表になりました。「新オレンジプラン」とは、どのようなものなのか、その基本的な考え方と7つの施策についてまとめてみました。

◎ 基本方針は、「認知症の人が、自分らしく暮らし続ける」こと  新オレンジプランでは、「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」ことを基本的な考えとしています。 新プランの対象期間は、団塊の世代(昭和22〜24年生まれの人)が75歳以上になる2025(平成37)年ですが、この年認知症の人は約700万人で約5人に1人になると推計しています。

◎ 「新オレンジプラン」の柱は7つ
1 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進まだまだ社会の理解が進まないということは、私たちも折に触れ感じるところです。プランでは全国キャンペーンを展開すると同時に、認知症の人が自らの言葉で語る姿を発信するとしています。さらに、認知症サポーターの養成。学校教育の現場で認知症の人を含む高齢者理解を進めるというようなことが考えられています。

2 認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
  「本人主体の医療・介護等の徹底」「発症予防の推進」「早期診断・早期対応のための体制整備」があげられています。具体的には、「かかりつけ医の認知症対応力向上、認知症サポート医の養成等」などで、特に2018(平成30)年度からすべての市町村で「認知症初期集中支援チーム」を実施することとしています。私たちには、心強い動向で医師会などの先生方とも連携を緊密にして事業が進められればと思います。

3 若年性認知症施策の強化
  認知症は、高齢者だけがなるのではありません。「若年性認知症の人 や家族支援のハンドブックの配布」「相談窓口・ネットワークの整備」「居場所づくり、就労・社会参加等の支援」があげられています。

4 認知症の人の介護者への支援
  「介護者が相談できる認知症カフェ等の設置」「家族向けの認知症介護教室等の普及促進」「介護者の負担軽減、仕事と介護の両立」などです。
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
  認知症にかかわらず高齢者が暮らしやすい地域づくりが求められてい ます。この計画では、@生活の支援(ソフト面)、A生活しやすい(ハード面)の整備

、 B就労・社会参加支援、C安全確保の4つの提起がされています。
認知症の人にやさしいまちは、誰にもやさしいまちです。今後、私たちの活動も「地域」を意識した活動を考えることが必要になると思っています。

6 認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進
最近、海外の研究事例なども含めて認知症に対する報道が増えてきました。 極力、録画をしてみるようにしていますが、認知症についていろいろなことがわかってきました。今後も国として力を入れてほしいと思っています。

7 認知症の人やその家族の視点の重視
  認知症の人や家族が、本当に必要と感じているニーズの把握、生きがい支援などについて実態調査を実施するとしています。その成果に基づく早急な支援策を期待したいと思います。

◎ 力を合わせて地域づくりを進めましょう
 現在、平成27年度から29年度を計画期間とする「鎌倉市高齢者保健福祉計画」の策定が進められています。この計画でも「認知症施策の推進」は重点施策になっています。
 今や認知症の課題は、避けて通れない課題です。住み慣れた地域で生活が続けられるように、みんなで知恵を出し合い、実践することが求められています。計画は策定がゴールではなく、これからがスタートです。私たちも、地域の皆さん、関係機関の皆さんと協働してやさしい地域づくりに頑張りましょう。 (渡邊武二) 

     

* 2月19日の交流会


前日の冷たい雨と打って変わって、暖かで穏やかな午後、久しぶりの 交流会が行なわれました。

初めはいつもの「鎌倉」の歌で始まり、「隅田川」、「トントントンカラリン」と続き、歌詞の代りに「ラララー」と声高く歌い始める方もいて、自分なりの表現をされているのが伝わりさらに歌のムードは高まりました。

 次は甲州弁ラジオ体操で、イスに座ったり、立ったりの方も一緒に身体をほぐし、的当てゲーム・輪投げと続き、久しぶりのおしゃべりにお茶とお菓子で、楽しく近況を話されました。今でもご夫婦で仲良く鎌倉を歩き回って、気を付けているのは、お医者様から「ご本人の後ろを歩きなさい」と言われたと話されている奥様を色よく日焼けしたご主人様が苦笑いされて聞いて居られるのが微笑ましく見えました。

 3月総会準備と4月は総会で、交流会はお休みになります。
参加された会員の皆様からは「体を使い動かす事は、あまり無いからとても楽しかった。またこのような交流会には来たいと」話され、うれしく思いました。n.n

 

   

* ケアホーム鎌倉深沢に暮らして


 
一階は小規模多機能型の介護施設で、二階はサービス付高齢者賃貸住宅になっています。7戸あって満室です。私は入居して6年になります。 広さは、8帖ふた間分位で、部屋にエアコン、ミニキッチン、浴室、トイレ、ナースコール、火災報知機が設置されています。

   一階のデイホームには、ショートステイ用の部屋もあり、家庭の事情で長く居住している人もいます。午前中は、送迎を受けて、通所してくる人、ショートステイ人、二階の住人で介護保険利用の人達のデイサービスが行われ、バイタル、入浴、転倒予防体操が日課になっているようです。私はお天気を見て、散歩や用足しに外出しています。
昼食時には全員が集まり、(20人〜24人)事前に嚥下のための連動や、詩の朗読などの口腔ケアがあって、食事になります。バランスの良い献立で、昼食は主菜が魚ならば、夕食は肉と言う按配です。

午後は外部の講師による、ミニカルチャー教室が多いのが特徴的です。一回が、約一時間です。ちなみに、二月の予定表では、絵手紙教室、謡の会が月2回づつ、体操教室、源氏物語を読む会、腹話術がそれぞれ一回、歌う会に至っては5回もあります。これ以外に、特技を持った職員さんの指導でフラダンス、民謡踊り、ハンドベルの稽古もあって、「ベルリンリンズ」として、他の施設へ主張演奏もしています。

好天の日は、車椅子の人も連立って、近くの神社へ散歩に行きます。モザイク画、カレンダー作り、ぬり絵、折り紙等々、一人一人の体調や能力を見て作業が進められてます。ぼんやりしている暇のない程のスケジュールです。

デイサービスは歌を歌って4時に終わりますが、残って夕飯を済ませて帰る人も増えています。
 講師の先生方は一様に」「ここの職員さんは、優しくて面倒見が良く言葉遣いが丁寧で感じがいいとおっしゃいます。粒よりの職員さんに恵まれています。

ここを紹介して下さったのは、当時代表をしておられた木場さん、副の渡辺ヨシさんです。
困った時の頼みの綱、救いの神は、りんどうの会、でした。お二人の親切は忘れません。
希望すれば、状況によっては看取りまで叶う終の棲家に暮らして、すべてに感謝々々です。

去年の夏に体調を崩し、診て頂いて狭心症と診断されました。早速介護保険を申請し、要支援1となりましたが、保険は使っておりません。一病息災、ホームでの介護予防に努め、穏やかに坂をくだって行きたいと願っています。今後ともよろしくお願いいたします。      後藤百合子
 

                            
   

* 2月3日の認知症介護相談会 


  ご出席の方々からご本人様のご様子や、近況をお話しいただきした。 排泄、入浴のお世話は介護者にとって常に大きな負担になりますが、皆様工夫を凝らして、頑張っていらっしゃる様子がうかがえました。
時節柄、確定申告の話題も出て、医療費の控除、高額介護費の問題についても話し合いました。

みんなで知恵を出し合っていきたいと思っておりますので、どんな小さなことでも遠慮なくご相談にいらしてください。  

   

* 2月9日の団体部会のご報告


 
第四次地域福祉活動計画(案)についての説明がありました。
 地域で連携し協力できる関係づくりを目標に、市内にある様々な社会資源や活 動や思いを繋げることに重点を置いて、「つながり支え合う安心のまち かまくら」を目指します。

市と社協が一体となり、3年をかけて課題に取り組みます。
 

                            
   

* ・りんどう3月の予定


   
曜日 内 容 社会福祉センター 時 間
3月3日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
3月6日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:30〜15:30
3月7日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
3月13日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月20日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月21日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
3月27日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00

 

* ・りんどう4月の予定


      
曜日 内 容 社会福祉セン ター 時 間
4月3日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:30〜15:30
4月4日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
4月7日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
4月10日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
4月16日 木曜日 総会 第一・第二会議室 13:30〜15:30
4月18日 土曜日 りんどう電話相談 2階相談室 13:00〜16:00
4月24日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00