かまくらりんどうの会 (認知症を支える家族の会)かまくらりんどうの会 今月の話題

更新日: 2020年1月25日

2月の話題

かまくらりんどうの会 今月の話題です

* ★認知症介護相談会★


・日 時・・・2月4日(火) 13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室
☆体験談を通して知恵の交換をし合う会です。
 介護体験者がお待ちしています。お気軽にご参加ください。
 

*★交流会★


・日 時・・・2月20日(木) 13時30分〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室
☆同じ経験の仲間同士の集まりです。
 茶話会などもあり、ご本人様もご一緒に。
 心身ともにリフレッシュしませんか。ぜひお待ちしています。
 

鎌倉市認知症高齢者探索サービスと個人賠償補償特約について


オレンジカフェ
 皆さん今年の広報かまくら1月1日号ご覧になられましたでしょうか。うっかり見過ごされた方の為に、窓口で説明していただいた概略をお知らせいたします。令和元年12月から事業開始されました。


★どのようなサービス
 …認知症高齢者・若年者が行方不明になった際に、介護者の早期発見・保護をしやすくするために小型GPS端末器を貸し出すサービス。
★個人賠償責任危険補償特約
 …そのサービスには個人賠償責任危険補償特約が付いているので、事故により不幸にして後遺障害や死亡した場合や他人に怪我させたり、他人の物を壊したりして損害賠償責任を負った場合に備える保険です。
★対象者
 …おおむね65歳以上で市内に住所がある認知症高齢者の介護者
    ・位置情報の連絡を受けて探せる介護者
    ・介護者がスマホやパソコン操作ができる
★GPS携帯のサイズ
 …縦4.55センチ 横3.85センチ 幅1.19センチ 重さ30グラム
  と軽量小型です。 靴底にGPSを収納する靴も紹介しています。
★利用料
 …生活保護受給者は無料、介護保険料により1100円〜3300円(月額・
  税込)となっています。
★担当課
 …高齢者いきいき課いきいき福祉担当

かまくらりんどうの会新年会(1月23日)で担当の方より詳細に説明していただきます。その内容は3月号で報告いたします。   文責:向山

  

* 介護の悩みお電話下さい。りんどう電話相談(認知症相談)

相談電話担当者


2月1日(土)
午後1時〜4時

福祉センター2階 相談室

相談電話 りんどうテレホン0467-23-7830 

会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。

介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは十分留意いたします。
福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。

 

「キョウヨウ」と「キョウイク」が大切(介護相談会報告)  


1月7日今にも雨が降り出しそうなお天気でしたが、9人の方が参加され介護相談会が開かれました。

この日は参加者の近況報告を伺いました。参加者の9割の方々が独居老人という状況で、驚きました。
年をとったら「キョウヨウ」と「キョウイク」が大切であるというお話しもありました。

「キョウヨウ」とは、今日するべき用事がある、「キョウイク」とは、今日行くところがある、ということです。そして行く際には車に頼らず、できれば自らの足で行けるよう、足腰の鍛錬も大切と実感しました。
老後は社会とのつながりを上手に保つことが必要と感じています。
この一年、健康で明るい年を 送れることを願って散会となりました。  

鎌倉あれこれ  


◎浜の神事
 お正月になってテレビを観ていたらニュースで鎌倉のことを放送していました。
長い間住んでいるのにまだまだ知らないことが多いと実感しました。ご存じの方も多々いらっしゃると思いますが、昨年の漁の無事に感謝し、この一年の豊漁と安全を祈願する祭でした。
1月2日には坂ノ下海岸で「船おろし」が、1月4日には腰越漁港で「船祝い」が行われたと。そして1月11日材木座海岸の「汐まつり」は、「鎌倉神楽」を奉納することから「汐(潮)神楽」とか「浜神楽」とも呼ばれる鏡開きの行事もやっていました。調べてみましたら、漁師たちが新しい年の豊作や大漁を祈る神事です。
 砂浜に笹のついた青竹を四方に建てて縄をはり、海に向かって祭壇が作られ、そこに海の幸や山の幸、御神酒をお供えして神事が始まります。明治時代から五所神社が引き継いで行われているそうですが(五所神社は今は宮司不在)鶴岡八幡宮や八雲神社などの宮司が神事を代行しているようです。
その由縁は、釜で湯を煮えたぎらせ、その湯を使って神事を執り行い、笹についた湯を撒きそれがかかると健康で過ごせるそうです。 「天狗」と「もどき」の神楽は、天狗の舞をもどきが邪魔をするという設定で、参列者を楽しませてくれます。毎年同じ日に行うとのこと、来年は見に行きたいと思いました。

◎鎌倉が舞台!
 2022年にNHKで放送予定の大河ドラマタイトルは「鎌倉殿の13人」です。鎌倉殿とは「鎌倉幕府の将軍」のこと。源頼朝が亡くなったあと、2代目の将軍頼家の13人の家臣の中で一番若かった北条義時は、源頼朝が北条政子を娶ったことによって義弟となり、頼朝挙兵時から力を尽くすことになります。才気に富んだ伝説的な言動や行動はほとんどないものの、結果としては北条政子や多数の武勇に優れた御家人たちをはるかに凌ぐ功績を残します。やがて鎌倉幕府の権力者になるまでを描いていく作品だそうです。吾
妻鏡(あづまかがみ)によると、建保6年(1218年)7月9日、夢に薬師如来尊のつかいとして現れた戌神将のお告げうけ、北条義時は、覚園寺(二階堂)の前身となる大倉薬師堂を建立するべき神聖な地を占いました。以来802年余り、時代の趨勢、天変地異を経てもなお、当時選ばれた神聖な地として、覚園寺があるそうです。ご近所でありながらあまり意識なくお参りをしていましたが、往時をしのびまた放送も楽しみです。  

新刊紹介「ボクはやっと認知症のことがわかった」(長谷川和夫著)  


  日本の認知症医療・研究の第一人者であり、デイサービスの創設、介護職員の養成などケアについてもパイオニアである長谷川和夫医師(1929生)の著書です。(KADOKAWA 2019年12月刊 1300円)
 長谷川先生は認知症と診断され、たことを2017年に公表されました。この本ではご自身が当事者になってはじめてわかること、認知症の方の思い、感じ方など数々が綴られています。先生が繰り返し強調されていることは、認知症になったからといって患者は変わるものではない連続した存在であること、そしてその尊厳を周囲が守ることが何よりも大切であることです。この1月11日にNHKスペシャルで放映された先生の日常生活を追ったドキュメンタリー「認知症の第一任者が認知症になった」も併せてご覧になると、より具体的な生活、ケアのヒントを知ることが出来ます。(なお共著者として読売新聞編集委員猪熊律子さんの解説つきです。)

  

編集後記 

 
 お向かいの家の?梅が満開となり香り始めました。もうすぐ節分ですね。 今年の恵方の東北東を向いて太巻きを丸かじりすると、いいことがありそうです。
 これからは梅の開花や鶯の初音が聞かれる頃となります。しかしながら、1年でいちばん寒さの厳しい時期、お風邪など召されませんようご自愛専一にお過ごしください。a.y

☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせ下さい。
発行者:かまくらりんどうの会   代 表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井 TEL 46-5369  山際 TEL 24-8765

     
 

* ・りんどう2月の予定


曜日 内 容 福祉センター 時 間
2月1日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
2月4日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
2月7日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:30〜15:30
2月14日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
2月20日 木曜日 交流会 団体活動室 13:30〜15:30
2月28日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:00〜12:00

 

* ・りんどう3月の予定


 
曜日 内 容 福祉セン ター 時 間
3月3日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
3月6日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:30〜15:30
3月7日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
3月13日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月19日 木曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月27日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:00〜12:00