(認知症を支える家族の会)
*7月の活動は、2日(火)の交流会、12日(金)の運営委員会、19日の コーヒーポット、25日(木)の会報印刷になります。
7月 2日(火) 交流会 13:30〜15:30
7月12日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
7月19日(金) コーヒーポット14:00〜15:30
7月25日(木) 会報印刷 9:00〜12:00
8月 6日(火) 交流会 13:30〜15:30
8月 9日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
8月16日(火) コーヒーポット14:00〜15:30
8月23日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
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この度、りんどうの会とつながる機会を得ることができ、私もこの会を通じて、自己の知識をたくさんの人に伝えて、この地域に住まれている多くの方に笑顔を届けたいと思い参加させていただきました。私は入院となった高齢者や認知症を伴っている患者様を中心に関わっています。私が認定看護師を目指した理由は、患者さんにとって「優しい看護師」を追求したかったからです。「優しい」という言葉の意味には様々想像できると思いますが、私が心に決めていることは、患者様の「笑顔を守る」こと、そして「笑顔を届ける」ことと決めて、日々患者様に関わっています。
当院は急性期病院ということで、入院される患者様の多くは症状が重症化し救急車で搬送となった方や老々介護で疲弊してしまい社会調整で入院となった方など、様々な理由で入院となる方がいます。緊急入院は、慣れ親しんだ環境から見慣れない環境へ急に変わる体験であり、入院となった患者様にとっては心身ともに負担がかかります。具体的には、見慣れない点滴や医療機器、一面真っ白い壁や聞き慣れないモニターの音、ライトの明かりやベッドの寝心地が違うなど、生活の場がガラッと変わりストレスが蓄積されます。加えて、身体の具合が悪いため、助けを求めるために親しい人を探して大声で呼ぶことや落ち着かず自宅に帰りたくなってしまう患者様が多くいらっしゃいます。この症状を医療では「せん妄」と呼んでいます。せん妄は年齢や健康状態に関わらず誰にでも起こる可能性があります。せん妄が長引くと、治療が進まなくなってしまうことや認知機能が低下してしまうこともあります。そこで看護の力で不安や辛さ、悲しみを傾聴し、慣れ親しんだ環境と入院の環境との乖離を少しでも埋めることでせん妄は改善されます。また、ご家族も治療に協力できることがあり、ご自宅での様子や性格、好き嫌い、関り方など、小さな情報がせん妄改善の近道となります。
せん妄を発症により入院生活が辛い体験とならないように、患者様やご家族の声や思いを引き出してケアや治療につなげることが私の役割であると認識しています。この活動の積み重ねが、たくさんの患者様、ご家族の笑顔を守ることにつながり、笑顔を届けられるように、今後も手厚く関わっていきたいです。
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認定看護師とは、特定の看護分野において熟練のした技術と知識を持つと認められた看護師さんを言います。認知症看護認定看護師の方々は、認知症の患者さん、家族の方々にとって大変心強い存在ですね。これからもいろいろとお教えいただき、りんどうの会との交流をお願いしたいと思っております。
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真夏が近づいてきました。夏といえばアイスクリームにかき氷。今でこそ、冷凍庫(れいとうこ)で一年中作ることができますね。電気のない時代、しかも夏に氷を手に入れることができるのは、ごくごく限られた人たちだけ。つまりかき氷は超高級品でした。
かき氷の起源は、古代文明までさかのぼることができます。氷の結晶を使った氷菓は、古代中国や古代ローマで既に存在していました。そして日本でも、平安時代には貴族たちの間でかき氷が親しまれていたといわれています。そんなかき氷が最初に登場する書物こそ、平安時代、清少納言 が『枕草子』の「あてなるもの(上品なもの)」の段で、刃物で削った氷を 金属製の器に盛り、甘味料をかけて食したことを記していることから、その歴史は 以外と古いことが伺い知れます。
冬の間に切り出した天然氷を「氷室(ひむろ)」という場所で夏まで保存する。それを切り出して都まで運んで食べたのだといいます。氷室は「氷を食べたい」という人たちが暮らすような街中ではなく、山のふもとの洞窟などに作られていたらしく、手元に届くころには氷は本当に少しだけになっていたでしょう。
今みたいにお店でかき氷が販売されるようになったのは1869年6月のこと。町田房造という人が、アメリカで学んできた氷の製法などを生かして開いた店で、「氷水」や「あいすくりん(アイスクリーム)」を発売します。かき氷が生まれたのは平安時代だけれど、庶民にも手が届くようになったのは随分たってから。機械での製氷が主流になったのは1897年ごろ。それまでは、北海道や東北、富士山麓(さんろく)などで採氷した氷を町に運んでいたというから驚きです。製氷技術が高くなって初めて、氷も庶民の手に届くものになっていきました。でも、かき氷を作るために使っていた道具はしばらくの間「かんな」だったそうです。機械で氷をけずる氷削機が発明されたのは1887年、それが一般的に使われるようになるのは昭和になってから。関東地方で砕いた氷のことをさす「ぶっかきごおり」が「かき氷」になったという。ちなみに、西日本では「かちわり氷」というとか。
かき氷をすぐ飲み込まず、舌で氷を溶かしゆっくり口の中で溶かしながら食べた時は、脳に冷たいという情報を伝えられます。「三叉神経」が刺激を受けないので頭がキーンとしないそうです。かき氷といえば、削った氷にカラフルな甘いシロップがかかっている印象が強いですが、最近では果物や野菜を使ったかき氷も存在します。普通の氷を削るのではなく、練乳や果汁を凍らせて削るかき氷やお洒落に盛られた写真映えするかき氷など、ますますかき氷は多様化しています。今夏はゆっくりとかき氷を食べたいなと思いました。
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モノレール下を通過していると浅緑の葉の隙間から入る優しい光に心よいしながら会場に向かいました。
今回の交流会には会員と会員外の方、地域包括支援センター・聖テレジアの方が参加しました。相談内容は、同じことを何回も何回も繰り返す。同じものを買ってくる。机に置いたものを他に移す。介護のことを話すといやがる。独居の親は諸々の介護サービスで対応しているが(介護者他市在住)鎌倉市在住の方の様子を聞きたいなどでした。
相談者が困りごとを話しながらも、同じことを繰り返されるとイライするが、今は病気なのだからと自分を落ち着かせるようにしている。自分(介護者)が介護サービスなどの話をすると拒否されるので主治医から話してもらう、地域包括支援センターの方から話してもらうと納得してくれるなど日々工夫されていることがうかがえました。次に誰でも経験する介護ストレスを解消する方法を参加者にお聞きすると、人によって異なるが、(介護者が)好きなことをする。信頼できる人に悩み事を話してため込まないなどの経験談が出ました。包括センターの方からは、認知症セミナーなど参加してより一層の知識を身に着ける、他の方とつながりをつけ孤立をさけるなど、資料やパンフレットをいただきました。
( 向山記 )
読売新聞6月1日夕刊―よみうり寸評―より
つらい心のうちを誰かに「話す」ことは、その事柄を自分から「放す」ことであり、そこから気持ちを「離す」ことにもなる。
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7月よりコーヒーポットを再開致します。月一度、第3金曜日2時から3時半まで開店致します。場所は稲村ガ崎きしろです。
美味しいコーヒーやココア、楽しいおしゃべりでおもてなしします。皆様のお越しをお待ちしております。
コーヒーポットでお手伝いいただける方もお待ちしております。
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5年ぶりに第76回鎌倉花火大会が7月17日(水)に開かれます。夏の到来を感じますね。離れていてもお腹にドーンと響く花火の音は私は大好きです。これを書いている6月中旬はまだ梅雨入りになっていませんが、だんだんと暑さが厳しくなります、夏バテなどになりませんようお身体ご自愛くださいませ。a.y
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