(認知症を支える家族の会)
11日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
25日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
〇脳梗塞になった主人の様子が気がかりで悩んでいた時に、主治医から脳血管性の認知症かもしれないと伺いました。パソコンに鎌倉市・認知症と入れ検索しましたところ、「かまくらりんどうの会」と出て、連絡しました。その時会長だったSさんに、一度相談会にいらっしゃいとお誘いいただいたものの、なかなかすぐには足が向きませんでした。その後も何度かお誘いがあり、やっと伺った時、自分のしているボランティア活動のお話をさせていただいたところ、ではりんどうで活動をしてみたらとお話があり、その時からずっとお仲間としてお手伝いしています。今は仲間として、いろいろと気軽に相談できる方々ばかりですが、初めて参加した時の会員の皆さんの前でお話ししたドキドキした気持ちや、家族の話をする抵抗感を忘れることが出来ません。
今改めて思うとグループでの相談や話し合いのほかに、個別にお話をできる場所があっても良いと思えますね。( さん)
〇医師に相談することが多かったと思います。ただ医師の方は、いつも忙しそうで、質問するこちら側にも遠慮があり、聞きたいと思うことをじっくり聞くことが出来ませんでした。パソコン画面を見ても、こちらにはなかなか視線を向けないドクターもいました。困っていることをお話しすると、その都度薬が増えていったようにも思います。親身になってということも難しいでしょうが、もう少し時間をとって話を聞いてほしいと思っていました。( さん )
〇義兄のようすが気がかり。うまく説明出来ないけれど今までとは違う。自分の名前や住所が、すっと出て来ないことが何回か・・。庭いじりをしたり元気で過ごしているが不安。認知症ではないかと思っている。受診させたいと思うので手伝ってほしい、ただし病院は自宅とは離れた場所がいいと姪から電話があったのが4年前でした。すぐ友人のご主人(認知症で通院中)の主治医のところにと相談していましたところ、義兄のきょうだいたちから、認知症などそんなはずはない、憤慨している、と受診に反対の電話が何度かありました。受診は止めにしましたが、きょうだい間に気まずい雰囲気が生まれました。こちらが仲の良いきょうだいの間に波風をたてたかと悩みました。ほぼ1年後義兄本人から受診したいと電話があり、受診後アルツハイマー型認知症と診断されました。それからはデイサービス、ショートステの利用、山仲間の友人たちとのハイキングや以前習っていた習字の稽古等を体験し、ゆったりとした暮らしを続け、現在に至っています。( さん)
〇学生時代80代の祖母が発症し、ご近所の庭に入って見事に咲いているバラを切ってしまったり、いつも買い物に行く商店街で何も食べていないからとパンや果物を持って来てしまったりと家族には理解できない行動が続きました。(まだ認知症という言葉が無い時代でした。)そのため母は迷惑をおかけした方々に謝ってまわっていました。その後母が心労から倒れ、祖母は骨折で入院、寝たきりになり亡くなりました。父は80代半ば頃から昼間に雨戸を閉めたり、夜中に仕事に向かおうとしたり、といったことが始まり、かかりつけの先生からアルツハイマー型認知症と診断されました。母は脳梗塞で入院中でした。祖母の発症以来数十年がたち、介護保険制度もあり、訪問介護のヘルパーの方にお世話になりました。私も仕事もしつつの在宅介護だったので何でも相談できるヘルパーの方の存在は心強いものでした。デイサービス利用の際には「もしお父さんが嫌がることがあれば理由があるはずだから、きちんと調べて無理にはことを進めないように。」と言われ、これはとても大切な助言だったことが、後でわかりました。10回に満たない回数でしたが、通ったデイサービスを行きたくないと父が言うようになり通うことを止める話しあいの際、通所者中認知症は父のみでテーブルに置かれた名札を父が集めてしまい、皆さんに何度言ったらわかると、とがめられることを繰り返していたことがわかりました。その後は自宅でヘルパーさんにお世話になりながら(庭の野鳥や好きなスポーツ中継を見たり、その感想を話したり・・ヘルパーさんとの連絡能ノートによると。)暮らしました。(Kさん)
車いすのご寄付をいただきました。
会員の方より妻の車いすですが、もう使用しませんので、よろしければお役立てくださいとのお申し出がありました。さっそく別の会員の方が利用されている老人保健施設で、ご利用いただくことになりました。施設の方も、とても喜んでくださいました。奥様の車いすが活躍されること、うれしいことですね。今回のように必要とされる方がいらっしゃればお渡ししたい、とお考えのことがございましたら、お知らせください。
第21回シルバー川柳入選作品 (公益社団法人全国有料老人ホーム協会編)
・名を呼ばれ 誰も立たなきゃ多分オレ 50代 女性
・じいちゃんは暗証番号暗唱し 70代 男性
・午後8時酒類提供止める妻 50代 男性
・お互いに返事をするが動かない 60代 男性
・薄味にしたらコロナとわめく祖父 50代 男性
うれしいお電話をいただきました。
「先月号でも紹介された「欲張り袋」を作ってみましたが。とてもきれいな
ものが出来て、喜んでいます。カレンダーや端切れを使いました。
考えながら作る過程も楽しかったです。
よく会報を読んでいますが、知らなかったことを学べますし、役に立ってい
ます。」
会員外の方からのお電話でした。これからも皆様のお役に立つ会報作りに励
みたい、頑張ってまいりたいと思っております。皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。(編集部)
年が明けもう1ヶ月が過ぎました。コロナもオミクロン株が終息が見られず不安な日が続きます。
お変わりなくお過ごしでしょうか?でも自然は素晴らしい!梅のつぼみも大きくふくらみ陽だまりに春を感じるころとなりました。
しかしながらまだ寒い日が続きますのでお体を留意なされてください。a.y
☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせ下さい。
発行者:かまくらりんどうの会 代 表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井 TEL 46-5369 山際 TEL 24-8765