(認知症を支える家族の会)
5日(土) 電話相談 13:00〜16:00
11日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
25日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
地域包括支援センターは身近にある相談窓口として、個別の相談から安心して暮らせる地域づくりまで活動をしています。
今回はひょんな出会いと、ご縁に恵まれ、「鎌倉市認知症ガイド」の紹介をさせて頂くことになりました。
そもそも認知症ガイド作成に至った経過は?と言われると、数年前の活動に遡ります。
地域包括支援センターきしろでは、センターの活動を多くの方に知ってもらいたいと、地域に出向きリーフレットをもとに活動紹介をして「気になる方がいたら一報ください。」と説明してまわっていました。そんな中、ある町内会長さんから「気になる方って、具体的にどんな方のことをいうのか?」と鋭い質問を受けました。その質問に答えるべく、「気になる方・認知症チェックリスト」を作成し、住民の方が相談をしやすいツールとして活用してもらいました。
少しずつ活動が定着し、スーパーやコンビニ等のお店の方との連携する機会も増えました。「いつも同じものを買っていく。この時間に多く来店する。夫婦で住んでいるようだ。」など、認知症が疑われる方のことを教えてもらいました。少しでも認知症の理解を深めるために講座の開催について働きかけをおこないましたが、「聞きたいけど時間がない」と答えるところがほとんどでした。
何か良い方法がないかと考えたのが、チェックリストの発展版としての認知症ガイド作成でした。気づきだけではなく、病気の理解や対応方法について記載しているのが特徴です。
市と連携して、認知症ガイド(地域版・お店版)を市内全域で使用するツールとして完成しました。少しでも多くの方の目に留まるようにと、町内会や商店街等にも協力をいただいています。
コロナ禍で、今まで通りの活動ができないこともありますが、地域に足を運び、たくさんの声に耳を傾け、地域の和と輪が広がるように活動していきたいと思います。
★お知らせ★
ご紹介の「鎌倉市認知症ガイド」を地域包括支援センターきしろからいただ
きましたので、会報に同封しました。とてもわかりやすガイドです。地域包
括支援センターは高齢者のよろず相談窓口と言われますが、私たちにとって
も心強いパートナーと実感しています。(運営委員)
昨年2月1日に緊急搬送に。自宅でこたつに入ったまま、脳梗塞で倒れ、4日間そのままの状態で過ごし、救出されました。
身体は凄まじい状態でした。熱中症、腎不全、左右麻痺、太ももに血栓あり、褥瘡は皮脂移植手術を受け、ドクターから寝たきり、良くて車椅子の生活になると言われました。緊急病院の入院は2カ月が限度のため、リハビリ療養病院へのベッド待ちで、令和3年3月26日鎌倉の病院へ転院、4月15日鎌倉の介護老人保健施設に入所しました。
リハビリ病院時には、杖で歩行できるようになり、8月末ごろ退院の見込みでしたが、自分で足の爪を切り、傷を付け、痛みが酷く、歩行困難になり、リハビリがストップになってしまいました。老人保健施設では、足指の治療と家での生活リズムのリハビリをしています。
現状杖で歩行、階段の上り下りの練習が出来て来ているようです。倒れて4カ所の病院を転々と1年5カ月療養生活になろうかとしていますが、家に戻りたいの目標を持ち、諦めず、勇気を出し、痛み、辛さにたえ、頑張っている姿も、意志の強さも“あっぱれ”です。
もちろん、病院、施設その他関わって下さったスタッフの方々のお力に感謝しております。サポートする私は、ちょうどコロナ禍の始まりで、動きの制約などあり、スムーズに行動出来ないことが多々有りましたが、なんとか乗り切れる様願っています。
出来る範囲で応援し、支え、見守って行きたいです。
コロナ、早く終息し、皆様に会えるのを楽しみにしています。
干した布団や洗濯物に時々ついてきたり、庭先やベランダでも見かける。「てんとう虫」。よく見かけるのはナナホシテントウムシです。てんとう虫は種類も多く、人の役に立つ益虫もいれば害をなす害虫もいます。
またてんとう虫は幸せのシンボルともいわれています。
なぜでしょう?
てんとう虫は、コウチュウ目テントウムシ科に分類される昆虫の総称です。
てんとう虫を漢字で書くと「天道虫」葉や枝の先端まで行って、行き場がなくなるとパッと上に飛び立つ習性があり「お天道様に飛んでいく虫」ということで「てんとう虫」と呼ばれるようになったといわれています。てんとう虫が体にとまると幸せが訪れるともいわれ、てんとう虫をモチーフにしたグッズなどを身に着けるのもよいそうです。
てんとう虫の種類は多く草木や野菜などにつくアブラムシを餌として食べてくれることから益虫とされていますが、中には野菜を食べてしまう困ったてんとう虫もいます。
益虫といわれる代表格はナナホシテントウムシです。赤い体に黒い星が七つ、お馴染みですね。また黒に赤い星や反対に赤に黒い星のナミテントウも様々なアブラムシを食べてくれます。どちらも幼虫、成虫ともにアブラムシを食べてくれる益虫です。またキイロテントウムシは野菜の葉に発生するうどん粉病の原因となるカビを食べてくれ病気が広がるのを防いでくれます。
しかし見たことはありませんが、野菜の葉(特にナスやジャガイモ)を好んで食べる害虫ニジュウヤホシテントウと呼ばれる種類はその名の通り28個の星がついていて、これらを見つけたら追い払った方がよいです。
赤い背中に黒い点、またその逆も目立ちます。この派手な色「警告食」と呼ばれるもので毒がある。また食べても嫌な味やにおいがするというサインだそうです。てんとう虫は危機が迫ると脚の関節から黄色い汁を出しますが、これがとても苦く捕食した鳥は吐き出してしまうほどまずいのだそうです。「この派手な色はまずくて食べられない」という印象を与え次から狙われないようにするのです。てんとう虫の派手な模様は自然のなかで生き残るための大切な役割があったのですね。
雨に濡れ、あじさいが可憐な花を開き始めたこのごろ、お元気でいらっしゃいますか。やっとコロナワクチン接種が始まり、1回目を接種した方もいられるでしょう。一方でまだ予約もできなかったのというお声も聞きます。早くすべての方々の接種が終わり少しは安心して過ごしていきたいですね。長雨の季節ですが、気持ちだけは爽やかに行きましょう。a.y
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