(認知症を支える家族の会)
かつて政府は『年金100年安心プラン』をうたっていました。
当時の小泉純一郎首相は国庫の負担を増やし、もらえる年金額を抑える仕組みを導入。さらに現役世代が支払う年金保険料を13年間に段階的に引き上げることにしました。そうした“痛み”に耐えれば年金は安泰だと、太鼓判を押していたのです。
ところが、金融庁 平均的な高齢夫婦では、毎月約5万円の赤字になる、夫が95歳になるまで30年間で約2000万円の蓄えを取り崩す必要があると試算を発表しました。
2017年の家計調査を根拠とするもので、夫婦の1カ月の家計の収入は年金(19万1880円)など収入20万9198円に対し支出は26万3718円と試算しています。
金融庁の審議会がまとめた報告書のポイントは以下の通りで、
@ 年金だけでは老後の資金を賄えず、95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要
A 少子高齢化で年金の給付水準の調整を行っても、不足額はさらに拡大する
B 現役・リタイア・高齢期といった人生の段階別に資産運用と管理の心構えを説明していて、
C 運用方法としては「つみたてNISA(2014年にスタートした少額投資非課税制度)」や「イデコ(私的年金)」を例示
D 退職金はピーク時から3〜4割減っており、今後も減少傾向が続く可能性があると指摘しています。
政府は2004年度に年金改革を行っているが、マクロ経済スライドのものでした。
「受給開始年齢」を引き上げ、給付額の抑制に取り組む、非正規労働者や高齢者、女性がより長く働き、財源を支える側に回ると期待されているのです。
これは国民年金は最終的に今より三割削減される、つまり保険料の引き上げは封印され、公費の投入増をしない方式です。
2000万円ためなければいけない。(たった今の不足分)
制度はあっても、老後を支える給付には足りない。
日本の国民のうち、3割くらいの人が預貯金がない現状があります。年金に頼れないなら、親の老後を子が助けるほかない。
金融庁トップである麻生太郎氏(78)は、「人生設計を考えるときに100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか?普通の人はないよ」と話し、「今のうちから考えておかないとあかんのですよ」と持論を展開している。
政府自らが「ボヤボヤしていると、大変なことになるよ!」と言っています。
しかしこれでは、国の責任放棄ではないでしょうか!?
社会福祉協議会の福祉バザーに初めて参加した平成7年に疾病・障がい当事者団体の連合立ち上げを呼びかけ、準備会13回を経た後,平成9年福当連が発足しました。
発会趣旨は「疾病や障がいによる生活困難の違いを乗り越えて、団体が抱える課題を共有化し、課題解決に向けて協力しあい、住み慣れた街で健康に暮らし続けられる街づくりの一翼を担うよう協力する」を宣言し、6団体で発足しました。現在は増減があり、8団体です。
所属団体の疾病や障がいの理解や知識を深めても、所属以外の疾病や障がいについて理解するために各団体の活動内容や疾病特性の発表、ボーリング大会やミカン狩り、芋ほりなどを開き相互理解を図りました。
また、発会当初から毎年、生活改善の予算要望書を市の担当課に提出し、その結果、福祉ガソリン券の支給、聴覚障碍者等に災害情報の携帯メール配信システム導入、社会福祉協議会に電光掲示板2か所設置など導入されました。これらは疾病や障がいによる生活困難課題を障害福祉課と毎年必要に応じて、総合防犯課とも議論し、尽力していただいた結果ではないかと思われます。「疾病や障がい」は今抱えている当事者とその家族だけの問題だけではなく、今現在健常の人であっても、明日健康問題が判明して「疾病や障がい」の当事者・その家族になる可能性はゼロとはいえない皆の問題ではないでしょうか。
疾病や障がいを抱えた人が住み慣れた街で安心・安全に暮らし続けていける街こそ誰でもが将来に希望が持てる街ではないでしょうか。そのように連携してきた会ですが、役員の高齢化、持病を抱えた活動に年々ブレーキがかかっております。どのような形になろうとも関わった担当者の心に炎がともり続けると確信しております。
皆様には今後ともご支援をお願いいたします。
7月6日(土)
午後1時〜4時
福祉センター2階 相談室
会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは十分留意いたします。
福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。
梅雨入り間もなくと思われる日でしたが、汗ばむくらいのお天気の6月4日、介護相談会が開かれました。この日は逗子の包括支援センターの職員の方、かまくらりんどうの会の活動状況を知りたいと参加されました。また聖テレジア地域包括支援センターの保健師さんも参加、活動にご協力いただきました。13名の参加者でした。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)や特養に入所されている方は、大きな変化もなく、穏やかに過ごされているとのことでした。
今まで通っている施設は半日しかいられないので、新たにデイサービスを探しているという方もいらっしゃいました。9時から16時ごろまでいられれば、介護なさる方の負担もかなり楽になられるでしょう。
デイサービスから戻られた時に「今日はどうだった?何をしたの?お昼ごはんは美味しかった?」等、質問攻めにされないように心がけましょう。ご本人が答えられずにイライラし、その結果「あんな所に行きたくない。」と、おっしゃるかもしれません。施設からの連絡帳には「穏やかに過ごされていました。」と書かれているのではないでしょうか?施設の職員は介護のプロですので、一回体験しただけで、嫌なら無理に生かせなくてもとあきらめず、何回か経験してみて頂いてはいかがでしょうか?慣れたらショートステイも考えてみましょう。
長期にわたる介護を続けるには、一人で無理をせず、上手に施設を利用することも大切です。
7月18日(木)の交流会で、会員の方による「笑い(ラフター)ヨガ」の
紹介があります。「笑いヨガ」とは、ヨガの呼吸法を取り入れた笑い体操で
笑うことで体のバランスが整い、自然治癒力が増すことで、幸せや楽しみを
自ら作り出すことができるそうです。皆さんで体験してみませんか?
うっとおしい梅雨の合間に時折晴れて、夏木立の緑濃く木洩れ日も
輝くころとなりました。朝一番に、ご近所からいただいた朝顔の成長を見るのが楽しい日課となりました。これからは外は猛暑、中は冷房、食欲も減退する時期です。スタミナ補給もどうかお忘れなくお過ごしください。a.y
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☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせ下さい。
発行者:かまくらりんどうの会 代 表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井 TEL 46-5369 山際 TEL 24-8765
曜日 | 内 容 | 福祉センター | 時 間 | |
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7月2日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
7月5日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
7月6日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
7月12日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
7月18日 | 木曜日 | 交流会 | 団体活動室 | 13:30〜15:30 |
7月26日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:00〜12:00 |
曜日 | 内 容 | 福祉セン ター | 時 間 | |
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8月2日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
8月3日 | 土曜日 | りんどう電話相談 | 相談室 | 13:00〜16:00 |
8月6日 | 火曜日 | 認知症介護相談会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
8月9日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
8月23日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:00〜12:00 |
8月23日 | 金曜日 | バザー値付け | 団体活動室 | 13:30〜17:00 |