(認知症を支える家族の会)
・日 時・・・5月7日(火) 13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室
☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。
介護体験者がお待ちしています。お気軽にご参加ください。
◎
「みんなでデイ」は今年度から「交流会」に変わり活動して
行くことが総会で承認されました。
5月は運営委員で内容
を検討し活動内容については、今後の会報を通して会員の皆様へ
お知らせいたします。
5月4日土曜日・5月18日土曜日
午後1時〜4時
社会福祉センター2階 相談室
会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。
穏やかな天気に恵まれて鎌倉市長の松尾様、市健康福祉部長の佐藤様、
県鎌倉保健福祉部長の佐々木様、市社会福祉協議会事務局次長の佐藤様に
ご出席頂きました。
木場代表の挨拶では、まず当会が今年創立25周年を迎えること、記念事
業として介護体験知恵袋と体験文集が計画されていることが報告されまし
た。
次に新代表の渡邊武二さんと副代表の澁谷郷子さんの紹介がありまし
た。
最後に代表の任務を終えるにあたって、皆で意見を出し合って行動し
「和」を築くことができたことに感謝の意を述べられました。
記念講演では、特別養護老人ホーム「鎌倉プライエムきしろ」看護主任の
田中宏美様より「特養における看取りについて」をお話しいただきました。
現在「プライエムきしろ」では看取りを望む家族には、施設側としての必要
条件をお話をして、ご家族全員の理解を得て行っているそうです。
そして
利用者、ご家族、職員との間でコミュニケーションを大切にして、寄り添
い真心で尽し、感謝の気持ちで接していらっしゃるとのことでした。
後半の議事では議長に選出された池田氏のもと、平成24年度活動報告、
決算報告、会計監査報告があり、続けて平成25年度活動計画案、会計予算
案、会計監査員の選出と会則の改定が承認され、最後は運営委員の紹介が
あり、総会が終了しました。
地域に頼られる存在として、ネットワークの要に
25年ほど前、鎌倉保健所の会議室からこの会は生まれました。当時の鎌
倉保健所、市社協、鎌倉市の協力で開催された介護講座修了者の有志が集
まって結成されたのが始まりでした。
私自身、設立に些か関りを持ってい
たことで、なんとなく会との関係が続いていたのですが、退職を機にまた
お手伝いをしてきました。
このたび、皆様からのお声があり、代表という
重責をお引き受けいたしました。よろしくお願いいたします。
私が高齢者福祉の現場にかかわり始めたころと、状況は隔世の感があり
ます。この間、介護保険制度に象徴的にみられるように、福祉制度は大き
く変わりました。一方では「認知症300万人時代」とも言われ、テレビ・新
聞等でも連日のように報道がされています。
介護保険の導入で飛躍的にサ
ービス量は増え、我々の選択肢も多くなったことは事実です。しかし、介
護保険サービスだけで生活ができないことも事実です。認知症の本人、家
族が地域社会で安心して生活できるために、何が必要なのか、「かまくら
りんどうの会」の役割は、大きなものがあると思っています。
会が介護家族や地域から、益々頼られる存在として、力を発揮できるよ
うがんばりましょう。
渡邊武二
私は「かまくらりんどうの会」発会当初から所属しておりましたが、仕
事の都合で名ばかりの会員でした。しかし、この3月に仕事を退きました
ので、不安のない老後の地域づくりを目指して皆様とご一緒に活動させて
いただきます。
私が実父を介護していたのは介護保険制度以前でしたので、この疾病の
呼称も全国的に“ボケ老人”そのうち差別用語ではないかと“痴呆老人”
と変更になりました。当時は、市内のデイケアーも受け入れていただけな
い状況でしたが、今は随分と改善され、介護サービスメニューも増えてい
ます。万が一、自分が認知症になっても住み慣れた地域で暮らせるように
勉強していこうと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
向山政枝
私は認知症の祖母と義母を十年以上以前に、父を二年前に見送りました。
発症年齢も要因も異なりましたが、通算十年以上の介護を経験したことに
なります。祖母の介護で母が疲れきって倒れてしまった時代とは異なり、
現在は認知症の社会的関心も周知度も高く、支援制度の様相も変わってき
ています。
また介護家族が抱えている負担や問題の理解も、周囲には遥か
に多くなったと感じます。けれど父の介護を通し、周知度と理解度は必ず
しも一致しているわけではなく、その為、医療の場でトラブルが起こるこ
とを体験しました。父の身体状況は一変し、家族皆、悲しく辛い思いを致
しました。父の死後、やりきれない思があり、認知症の方やご家族に自分
が何かお手伝いできることはないかと思い、会に入会させて頂きました。
認知症への理解が広がるように、少しでも活動が出来ればと希望しており
ます。 菅井里子
りんどうの会への感謝と期待
鎌倉市の高齢化率は28%を超し、30%はもう目前である。昨年公表され
た鎌倉市の将来人口推計では、高齢化率30%到達後は横ばいの状況が20年
間も続く。しかし、30%維持は決して現状維持なのではなく、問題はその
中身で、65〜74歳までの高齢者数と75歳以上の高齢者数を比較すると、今
はほぼ同数だが、次第に開き、15年後には35%対65%と、75歳以上の高齢
者が圧倒的に多くなる。当然、認知症の方の増加は必至で、その対応は大
きな課題である。
認知症の対応施策は、認知症の方のみならず介護する家族への支援を含
めて検討されなくてはならないが、限られた財政状況の中、市民同士の支
え合いが果たす役割は大きい。りんどうの会の体験に基づく
血の通った支援は、行政では到底及ばぬ貴重なものである。
かまくらりんどうの会の活動に感謝しつつ、ますますの発展
と活躍を願い、私もできる役割を皆様とご一緒に果たしたい
と思う。 石井和子
施設入所者家族の情報交換会について
「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」「老人保健施設」「グループホーム」
などにご本人が入所されている家族同士で、施設についての情報交換会を
行います。現在は施設に入所していなくても、今後入所を考えている方もどうぞご参加ください。事前に申し込みをされていない方もどうぞ!
日 時 5月8日(水)10時〜12時 福祉センター 団体活動室
連 絡 先 澁谷 郷子 TEL25-3111
先月号でもお知らせいたしましたが、発足25周年を記念して
介護体験文集を作ることになりました。
これは発足10周年、
15周年、20周年記念の体験文集に続くものです。
会員の皆様から多くの介護体験記をお待ちしております。
皆様方の介護体験が介護をされている多くの方々の心の支えになりますので、下記をご参照のぜひご投稿下さいますようお願い致します。
投稿内容 介護体験の中で辛かった事、嬉しかった事、あるいは他の介護者の参考となる事など何でも結構です。
投稿用紙 お手持ちの用紙(何でも結構です)に手書き、パソコン等でご自由にお書きください。
字 数 制限はありません。
氏 名 実名・イニシャル・匿名等いずれでも結構です。
締 切 平成25年7月31日(水)
送付先及び問い合せ 中尾 典子 TEL・FAX 25-6474
〒248-0021 鎌倉市坂ノ下28-27
曜日 | 内 容 | 社会福祉センター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
5月3日 | 金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
5月4日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜1600 |
5月7日 | 火曜日 | サポート会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
5月8日 | 水曜日 | 家族情報交換会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
5月10日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
5月16日 | 木曜日 | 交流会(委員のみ) | 団体活動室 | 13:30〜15:30 |
5月18日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
5月24日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
曜日 | 内 容 | 社会福祉セン ター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
6月1日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
6月4日 | 火曜日 | サポート | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
6月7日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
6月14日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
6月15日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
6月20日 | 木曜日 | 交流会(お楽しみ会) | 第一第二会議室 | 11:000〜15:30 |
6月28日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |