(認知症を支える家族の会)
日 時・・・4月18日(木) 13:30 〜 15:30(受付13:00から)
・場 所・・・福祉センター 第一・第二会議室
・記念講演・・・特別養護老人ホーム 鎌倉プライエムきしろ
看護主任 田中宏美様 「特養における看取りについて」
・議 題・・・平成24年度 活動報告 決算報告
・・・・・・・・・・ 平成25年度 活動(案) 予算(案) 役員紹介
ご本人様もお連れください
・日 時・・・4月2日(火) 13時〜15時30分
・場 所・・・福祉センター 団体活動室
体験談を通し、知恵の交換をし合う会です
皆様のご参加をお待ちしています。
4月6日土曜日・4月20日土曜日
午後1時〜4時
社会福祉センター2階 相談室
会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。
ようやく春らしくなってきたこの日、サポート会には18名の方が出席さ
れました。
今回は、認知症初期の方を抱えたご家族が3組お見えになり、
受診・薬・告知についての質問がありました。受診に関しては「まず認知
症の専門医(精神科・心療内科等)の診断を受けるのが好ましい。認知症
のご本人だけでなく、介護している家族に対しても適切なアドバイスをし
てくれる医師を選ぶように」という回答がありました。
薬に関しては「認知症と診断されたら、出来るだけ早期に薬の服用を開始すると、ある程度
症状の進行を遅らせることが出来る。服用したら、その後の変化(良くな
っているか、副作用などで状態が悪くなったりしていないか)を細かく医
師に伝え、判断を仰ぐと良いでしょう」とのことでした。告知については
「ご本人の性格・認知症の進行の度合い等にもよるが、医師と相談し、場
合によっては医師から告知して貰うのもよいでしょう」という助言があり
ました。
そのほかの方々は、特に大きな変化はなく、穏やかに過ごされているとのことでした。久しぶりに池田さんが相談者と一緒にお見えになり
経験をもとに助言をされていました。 F. N
3月19日、生涯学習センターで「毎日がアルツハイマー」の上映会が行われました。
この映画は29年間オーストラリアに住み、映画監督をされていた関口祐加さんが、お母様のアルツハイマー病を機に帰国して、同居で
の介護を始めた記録をドキュメンタリー映画にしたものです。介護拒否な
どの典型的な症状の出たお母様のあるがままの日常生活を、優しく愛情あ
るユーモアで包み、時にはほっと笑わせていただきました。当日は3回の
上映とトークがありました。
1回目の上映後には、この映画を主催した「鎌倉で映画と共に歩む会」
のメンバー5人が感想と介護体験を通しての思いを語りました。
2回目は「かまくらりんどうの会」の会員でもある「かまくら認知症ネットワーク」
代表の稲田氏と同会員の白鳥氏の対談で『早期診断の大切さとその困難さ』
とその対応についてのアドバイスがありました。
3回目はドクターゴン診療所の栗原医師の「自宅介護について」のお話がありました。先生の始終
穏やかな優しい語りかけや対応を聞いて、自宅介護を考える時には先生の
存在が心強く、乗り越えられるような思いがしました。
来場者の中には現
在介護してる方も多くいらして、共感の涙や「もっと早くこの映画を見て
いれば、優しく接することができたのではないか」との声もありました。 n.n
この映画は東日本大震災の前年にアルツハイマーを発症した母と娘の日
常を記録したドキュメント映画だった。映画監督の関口さんとご家族がお
母様の行動や物忘れに気付き、病院に連れて行ったところから始まった。
検査結果はアルツハイマー病と診断され、お母様には「アルツハイマー病
だって」とさらっと告知した。
介護認定は要介護3と認定され、介護度の高さに家族は驚いた。お母様の性格は物事に対してクヨクヨせずさっぱりしていて、ご自分の思っていることをポンポンと言い、会話は回りの人を笑わせるぐらいしっかりされていた。初診でドクターから出された暗算などにもテキパキと答えていた。
それでも“もの忘れ”は進み、大震災の翌日には「そんなの、あったっけ?」と覚えていない。トイレットペーパーの減りが異常に早いので、お母様に聞いてみたが「わたしは知らないよー」の言葉が返ってきた。しかし、トイレットぺーパーで尿とりパットを作っていたのだ。
その後は引きこもりが始まり、ほとんどの時間はこたつに入っていた。2か月間お風呂に入らず、ヘルパーさんが4人がかりで強行突入。靴下を脱がせたところ、爪が伸びすぎて大変なことになっていた。お風呂に入れたら「アーすっきりした」とご機嫌だった。少しずつレベルが下がってきているものの、今のところ家族やヘルパーさんとの会話は、面白可笑しくできているようだった。
感想 関口監督の性格は、のんびりしているように見受けられたので「こんなに楽な介護ってあるのかしら?でも、この映画が認知症の介護の現実だと思われたら大変だー!」と思ったのが正直な気持ちだ。監督から『頑張りすぎない・無理をしない60%の介護・自分の生活を犠牲にしない』とメッセージがあったが、人それぞれ認知症の症状も違うので、私にとってはこのメッセージは頭の中では分かっているけれど、そう簡単にはできないのが現実だと思った。
鎌倉だけでなく、日本の高齢者化が急増し認知症患者も増加している。患者や家族だけでなく、地域・社会・国の問題として考え私たち認知症介護経験者はその経験を活かし、現在悩んでいる方々の力になれるよう、これからも活動を続けていきたいと感じた一日だった。 S.S
介護体験記の募集〜
当会では発足25周年を記念して、介護体験文集を作ることになりました。
これは発足10周年、15周年、20周年の各記念体験文集に続くものです。今
回も会員の皆様から多くの介護体験記をお待ちしております。
皆様方の介
護体験が介護をされている多くの方々の心の支えになりますので、下記を
ご参照の上、ぜひご投稿下さいますようお願い致します。
投稿内容
介護体験の中で辛かった事、嬉しかった事、あるいは他の介護者の参考となる事など何でも結構です。
投稿用紙 お手持ちの用紙(何でも結構です)に手書き、パソコン等でご自由にお書きください。
字 数 制限はありません。
氏 名 実名・イニシャル・匿名等いずれでも結構です。
締 切 平成25年7月31日(水)
送付先及び問い合せ 中尾 典子 TEL・FAX 25-6474
〒248−0021 鎌倉市坂ノ下28-27
「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」「老人保健施設」「グループホーム」
などにご本人が入所されている家族同士で、施設についての情報交換会を
行います。
現在は施設に入所してなくても、今後入所を考えている方で参加ご希望の方は4月12日までにご連絡ください。
日 時 5月8日(水)10時〜12時 福祉センター 団体活動室
連 絡 先 澁谷 郷子 TEL25-3111
曜日 | 内 容 | 社会福祉センター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
4月2日 | 火曜日 | サポート会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
4月5日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
4月6日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
4月12日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
4月18日 | 木曜日 | 総会 | 第一第二会議室 | 13:30〜15:30 |
4月20日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
4月26日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |
曜日 | 内 容 | 社会福祉セン ター | 時 間 | |
---|---|---|---|---|
5月3日 | 毎週金曜日 | コーヒーポット | 稲村ケ崎きしろ | 13:30〜15:30 |
5月4日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜15:30 |
5月7日 | 火曜日 | サポート会 | 団体活動室 | 13:00〜15:30 |
5月8日 | 水曜日 | 入所者情報交換会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
5月10日 | 金曜日 | 運営委員会 | 団体活動室 | 10:00〜12:00 |
5月16日 | 木曜日 | 交流会 | 団体活動室 | 13:30〜15:30 |
5月18日 | 土曜日 | りんどうテレホン | 社協相談室 | 13:00〜16:00 |
5月24日 | 金曜日 | 会報印刷 | 団体活動室 | 9:30〜12:00 |