(認知症を支える家族の会)
*5月の活動は、7日(火)の交流会、10日(金)の運営委員会、24日(金) の会報印刷になります。
5月 7日(火) 交流会 13:30〜15:30
5月10日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
5月24日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
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6月4日(火) 交流会 13:30〜15:30
6月14日(金) 運営委員会 10:00〜12:00
6月28日(金) 会報印刷 9:00〜12:00
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4月18日(木)かまくらりんどうの会総会が開かれました。
代表の開会のあいさつに続き。認知症看護認定看護師加藤素子さんによる記念講演
「最期まで自分らしく生きるために今考えること〜老いや認知症と共に〜」がありました。
加藤さんには、会報3月号にご寄稿いただき、終末期の医療についてのアドバイスや知見を教えていただきましたが、大変反響があり、記念講演をお願いしたものです。
当日も“自分らしく生きることの意味、そのためにはどうすればよいかを、ご自身の体験から大変わかりやすくお伝えいただきました。
地域包括相談センターの相談員の方々も多くご参加いただいた聞き手の皆さんも熱心に耳を傾けておられました。
講演後は議事に入り、前年度活動報告、会計報告、今年度活動案、予算案について各担当委員より報告がありました。それぞれ皆様から了承の拍手をいただき、無事議事は終了しました。
最後に代表が閉会の言葉として、「この鎌倉が高齢者、障害者、子ども、認知症の方にもやさしい町になるよう活動し、認知症本人、および家族の意向が尊重される町になってほしい。」と熱意をもって話され、総会は終了しました。
★出席者の感想★
☆日本は多死社会に突入しており、にもかかわらず死をタブー視し死と乖離した日常生活を送っているという講師の指摘に、漠然としか自分の終末を考えて来なかった自分に気づき、反省しました。
☆認知症との出会いから、人手不足等の病院の現状、施設入所の経済的負担、終末にむけて認知症の方の意思決定へのあり方など、多岐にわたる問題を丁寧にお話されて、知らぬことばかりでハッとすることが多かったです。
☆講師の先生のお話を何度でも伺いたいと思いました。そのような機会があればと思います。自分ではきっと理解出来ていないところも多いと思いますので。
☆「銀のさら」のコマーシャル・認知症篇で、思わず泣いてしまいました。今までこのコマーシャルを見たことがありませんでした。
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向かう道々で赤や黄色の花々、花簪のようなキブシや桜も咲き始め、うきうき気分で会場につきました。
この日の相談は、施設入所の親を頻繁に面会しているが、「今すぐにきて」、また帰り際には「明日も来て」と毎回言われ、忙しい状況を話しても理解してもらえず心身ともに辛くなっている。今後も続く介護生活をどのように組み立てたらよいかとのご相談でした。
参加の湘南鎌倉地域包括支援センターの方から助言を頂いたり、参加者から同様の事例を話され辛い思いを共有し、一人で頑張りすぎずため込んだ辛い思いを信頼できる人に話すことと面会間隔をあける工夫をして心身を休めることが今、必要ではないかと話し、コーヒーブレイクして散開しました。 文責:向山
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―地域包括支援センター湘南鎌倉 看護師・認知症地域支援推進員―
4月2日、りんどうの会の交流会に参加させていただき、入院中のお母様の介護をされている方のお話を伺いました。
その方はりんどうの会について、この会でのように介護の悩みを話せる場はない(精神的な負担を感じているが)りんどうの会の存在をふっと思い出して安心することができると、仰っていました。話を聴いて寄り添ってもらえるりんどうの会の存在は、介護に向き合っている方々の大きな支えになっていることを改めて感じました。そして、私自身がそのような存在に近づけるよう、日々の相談業務に臨んでいきたいと、身の引き締まる思いでした。
交流会へのお誘い
毎月第一火曜日、午後1時半〜3時半御成の福祉センターに集い悩みや思いを語り合っています。介護の先輩や専門職の方たちが、アドバイスをお話ししたりしています。時には歌やゲームも楽しみます。事前予約はいりません。一度のぞいてご覧になりませんか
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私、今年1月に77歳になりました。最近、、、
・携帯電話を何処に置いたか、、、見失い、家の電話から音をたどり、見つける。
・外出から戻り。家の車の鍵をそこらにポイと置き、、、探し回る。
・人の名前がなかなか思い出せない。
・台所に立っている時など必要なものを取りに行くのですが、「さて、何を取りに来たか?」忘れてしまい、元の場所に引き返し思い出す。
忍耐、集中、思考能力低下、、、こんなことが増えた気がします。年なのか、それとも、、、不安です。「年には勝てないのか。」とつぶやいています。
世界中温暖化の影響で異常気象で、災害が多く起き、地震も怖いですね。いつ
何時、何が起こるかわからない現代。天災は防ぎようが無いので、体調管理を心掛け、物事を工夫しながら進めるのが今の私の仕事と思って過ごしています。
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今年度総会の記念講演の中、認知症を理解するのにとても良い内容と紹介された宅配寿司「銀のさら」のCM。
丸い寿司桶を囲んだ家族。男の子とその父母、祖母の4人。祖母は認知症で息子に「あなたはどなたですか?」と質問、戸惑う家族。微妙な空気が流れます。そんな祖母がトロをつまもうとした父の手を押さえ、「それは息子のサトシにとっておいてください。」と訴えます、息子は体が弱く、そんな息子の好物を裕福でなかった時にも食べさせ元気に成長してくれることだけを願っていると語る祖
母。その時孫の男の子が「サトシくんは元気な大人になるよ。僕知ってるだ。」と祖母に語り掛けます。それを聞いた祖母の安堵した笑顔。認知症になっても子を思う母の思いは変わらない、認知症になってもその人らしさは。しっかりと残っているとわからせてくれます。ネットで銀のさらCM、認知症で検索できます。一度ご覧になってみてください。
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吹きゆく風も心地よい好季節になり、木々の緑もだんだんと色濃くなってきました。先日久しぶりの方のお顔も見えて総会が開催されました。
介護される方も当事者も悩みを話し合い少しでも前進できて笑顔になれたらいいですね。
今年度もよろしくお願いします。会報にご意見や投稿をお待ちしています。a.y
☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせ下さい。
発行者:かまくらりんどうの会 代 表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井TEL46-5369 山際 TEL24-8765
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