かまくらりんどうの会 (認知症を支える家族の会)かまくらりんどうの会 今月の話題

更新日: 2018年7月28日

8月の話題

かまくらりんどうの会 今月の話題です

* ★認知症介護相談会★


・日 時・・・8月7日(火)13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター団体活動室
☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。
介護体験者がお待ちしています、お気軽にご参加下さい。         
 

*★交流会★


☆ 8月はお休みします。
 

ケアマネジャーを取り巻く環境 坂井レイ子(社会福祉士 ケアマネジャー、看護師)


オレンジカフェ
 ケアマネジャーは定期的に訪問して、デイサービスやショートステイにつなげるように、利用者とその家族が自ら援助サービスが選択できるように支援します。介護サービスを提供できるようにすることが仕事の目的です。 
 閉塞的な環境に風穴を開ける、そのためにデイサービスに行ってもらえるようにするとか、ご本人の趣味を発揮できるデイサービスはどこにあるか?とか、ご近所で対応できる場所、などあれこれ考えます。
 まず環境を整えることから始めます。「家族とはかくあるべし」という固定観念や、「妻のつとめ」といった世間の常識からは距離を置きます。ご本人と家族は、人やモノといった私たちを取り巻く環境が相互作用しているととらえ、人はそうした環境の中にいる存在だと考えます。医療の因果関係ではない生活モデルにシフトしています。そこには、社会制度が大きく変わったことが作用しています。
 政府は社会保障費予算をできる限り削減する方向に舵を切りました。年金・医療・介護・生活保護など、国民が安心して生活できるように公的に支える制度が「社会保障」です。なかでも、介護は家族が支えれば、政府の支出はその分少なくてすみます。家族をアテにしたほうがずっと安上がりになると考えたのですね。年金は給付額を抑える仕組みをすでに取り入れています。病気になった高齢者に「医療を受けるな」というわけにいかないのですが、高齢者の自己負担割合を増やす案も政府内にはあります。
 家族の単位が縮小し、地域の助け合いも希薄になり、少子高齢化が進んでいる今、高齢者が自然増しているからと言って、社会保障費予算は削るなんで言語道断ではないでしょうか。
 私の場合、困った人を助けたいという気持ちもありましたが、そうした感情は教育や躾によるものよりも、個人的な体験に根ざしていました。
 援助職を目指す人は、ハッキリと意識しているか否かはともかくとして、思いを胸に秘めていることが多く、労力の面からも金銭の面からも割に合わない仕事を続けているのかも知れません。自分の無念さをバネに仕事をするうち、過剰にのめりこんだり、冷静な判断が出来なくなったり、裏目にでることもあります。逆に「この程度で、甘えるな」と思う援助者もいます。どちらも押しつけがましいことしかできないのです。そして、自分の世界が広がっていくような、仕事の手ごたえを感じることもできたと思っています。
 認知症の方が利用者になるケースが増えています。 認知症の方は、私たちの感情の延長線上にあると思います。感情は衰えていないのに、見慣れたはずのものに違和感を覚える錯覚は私たちにもあります。錯覚は、昨日に続く今日という時間の感覚を失っている状態でしょう。認知症は知力と感情のバランスが危うくなる病気だと思います。 
 身体の働きに微妙な変化が生じて普段とは違う場所に品物を置くことになったりしてしまいます。なんでこんなことをするのかと理由を考えても意味がありません。漠然とした不安感や記憶の衰えが、今まで見過ごしていた隙間や空間に不可解な意味づけをする、そこに妄想的な解釈が加わり、結果として対応が難しくなることもあります。妄想は当人の人生を納得するための手段ではないでしょうか。大腿骨頸部骨折を起こして、病院に移すと、困惑と不安からせん妄状態を引き起こすことはよく見られます。本人が煮詰まった状態にあると理解した方が良いと思います。
 薬にも要注意です。意識レベルが軽く下がり、足元がおぼつかなくなったり、逆に攻撃的になる場合もあります。内科の薬をたくさん飲んでいたら、受診時にはクスリを持参しましょう。 
 まず家族が、心身の疲労から解放されることを介護のスタートにしてみてはどうでしょう。認知症の事実を前提に暮らしを工夫してみましょう。「りんどうの会」編集の「認知症介護の知恵袋」には介護の工夫が載っています。

*文中紹介されている「認知症介護の知恵袋」(かまくらりんどうの会編 2014年発行)を、ご希望の方にお分けします。渡邊 45-6307、石井45-3953までご連絡ください。
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現在とこれからを考えながら・・・(7月3日介護相談会で)


オレンジカフェ
 早い梅雨明けで、夏の日差しが照り付けていた7月3日の介護相談会には12名の方が参加され、介護体験を語り合いました。
 認知症の介護の上で心配なことは、これからどうなっていくのだろう、自分はどうしたらいいのだろうということではないでしょうか。
 できるだけ自宅で、ご自身の手でお世話をしたいと思われる方も多いかと思います。でも今後ショートステイ、老人保健施設、グループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホームなどの利用が必要になるかもしれません。施設それぞれの特徴や内容を知ることは、いくらかでも介護の不安が減るのではないでしょうか。ショートステイや入所の施設を選ぶ場合、入居される方の気持ちを考え、そこで穏やかに暮らしていけるような施設を選びたいものです。それにはまず、できるだけ多くの施設に足を運んでみましょう。その際交通の便も考慮する必要があります。現在だけでなく将来の年齢、体力も考えましょう。入所したい施設がいくつか決まったら、ショートステイの体験をお薦めします。施設によっては、介護者同伴で体験できる所もあります(1−2泊)。また各施設で費用も異なりますので、遠慮なく納得のいくまでお訊ねください。申し込み後、すぐに入所できるわけではありませんが、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

  

* 介護の悩みお電話下さい。りんどう電話相談(認知症相談)

相談電話担当者


8月4日(土)
午後1時〜4時

福祉センター2階 相談室

相談電話 りんどうテレホン0467-23-7830 

会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。

介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは十分留意いたします。
福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。

 

バザーのお知らせと献品のお願い 


 9月2日(日)第38回鎌倉福祉まつりが鎌倉市福祉センターで開催されます。当会はバザーに参加いたします。

 ご家庭で眠っている未使用の日用品(生ものは不可)がありましたら8月7日(介護相談会)、8月10日(運営委員会)にお持ちください。運営委員に連絡をいただければ、ご自宅まで取りに伺います。 皆様のご協力よろしくお願いいたします。

お知らせとお願い 



〇 7月19日(火)交流会に、ハンドベル演奏グループ「ケアホーム鎌倉深沢ベルリンリンズ」をお迎えしました。ハンドベル演奏はもちろんのこと、本格的なフラダンスもご披露いただきました。りんどうの皆さんもレイや髪飾りで即席フラガールやフラボーイ?に変身、人生初のフラダンスを皆で教えていただきました。またご手作りのしゃれたおみやげもいただきました。次号で交流会のようすと皆さんの感想を、くわしくご紹介します。
 ベルリンリンズの皆さま、楽しさいっぱいのひとときとたくさんのお心遣い、ほんとうにありがとうございました。

〇 かまくらりんどうの会30周年記念事業を11月3日(土)、4日(月)に、福祉センターで開催します。会員の皆さんの介護の工夫を展示し、広く情報として介護にお悩みの方や市民の方々などに、お伝えしたいと思っています。介護グッズ(お手製、市販品)や介護体験記、施設情報、在宅介護で利用されたシステムなど、ぜひお知らせください。
ご協力をお待ちしています。

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 編集後記
先月は西日本は未曽有の災害に見舞われました。心からお見舞い申し上げます。極暑の中、早い復興をお祈りしています。昔から暑い夏には夏野菜を食べると体調崩しにくいと言われています。ナスやきゅうり、トマトなど色鮮やかな野菜が多くその彩りも食欲を呼び起こしてくれます。しのぎがたい暑さの続く毎日、ひたすら秋の涼しさが待ち望まれます。お身体をご自愛くださいませ a. y 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆会報へのご意見、ご要望は下記の発行者、編集担当までお知らせ下さい。
発行者:かまくらりんどうの会   代 表:渡邊武二 TEL45-6307
編集・印刷:菅井 TEL 46-5369  山際 TEL 24-8765
     
 

* ・りんどう8月の予定


曜日 内 容 福祉センター 時 間
8月3日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ガ崎きしろ 13:30〜15:30
8月4日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
8月7日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
8月10日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
8月24日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:00〜12:00
8月24日 金曜日 バザー値付け 団体活動室 13:30〜17:00

 

* ・りんどう9月の予定


 
曜日 内 容 福祉セン ター 時 間
9月1日 土曜日 りんどう電話相談 相談室 13:00〜16:00
9月4日 火曜日 認知症介護相談会 団体活動室 13:00〜15:30
9月7日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ガ崎きしろ 13:30〜15:30
9月14日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
9月20日 木曜日 交流会 団体活動室 13:30〜15:30
9月28日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:00〜12:00