かまくらりんどうの会 (認知症を支える家族の会)かまくらりんどうの会 今月の話題

更新日: 2013年7月29日

8月の話題

かまくらりんどうの会 今月の話題です

*★サポート会★


・日 時・・・・・8月6日(火) 13:00〜15:30 ・ところ・・・・・福祉センター 団体活動室 ☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。  お気軽にご参加下さい。介護体験者がお待ちしています。

*★お知らせ★

・日 時・・・・・8月15日(木) 13:30〜15:30
・ところ・・・・・福祉センター 団体活動室

☆「“呆けたらお終り”でなく、人生の仕上げの舞台」とおっしゃった石橋さんの講演ビデオ
(認知症フォーラム)を見て、お茶を飲みながら長寿社会や楽しい老後を話し合いましょう。

  石橋典子:出雲市出東デイケアセンターに勤務、精神科看護師を務め
  著名なクリスティーン・ブライデン氏を初めて日本に紹介した人

  

* 介護の悩みお電話下さい。りんどうテレホン(認知症相談)

相談電話担当者


8月3日土曜日・8月17日土曜日
午後1時〜4時

社会福祉センター2階 相談室

相談電話 りんどうテレホン0467-23-7830 

会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。

介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。

 

* 認知症を支える医学講座 7月19日   

かまくら認知症ネットワーク主催の認知症医学講座に参加しました。

認知症を支える医療−『観察される症状』と『体験される症状』というテーマで都立松沢病院 院長の斎藤正彦先生が、認知症患者を通して観察される症状(時間や場所の見当識障害など)と、その時患者はどういうことを体験しているのか(ここはどこだろう?など)という体験症状との比較を具体的にわかりやすく話されました。

 認知症を起こす病気には、アルツハイマー病やレビー小体病や脳血管障害など脳の細胞を壊す病気があり、認知症は症状であって病名ではないということです。正常な場合は、外部からの情報を海馬がキャッチして脳の「記憶の壺」に収めることができますが、アルツハイマー病になると海馬がやせ細り外部からの情報を正確にキャッチできなくなるということで、絵を使った記憶のメカニズムの説明は「頭の中もここまでわかってきたんだー」と、ある種の感動を覚えました。

 紙幅の関係もあり、ごく簡単な報告になってしまいましたが、最後に「患者は生きる『主体』であって、ケアされる『客体』ではない、認知症を正しく理解することで介護が楽になる−」という言葉が印象に残りました。渡邊武二                            

     

* 交流会報告 「声掛けふれあい収集」について 7月18日


比較的涼しい中、10名の会員が参加して、鎌倉市環境部資源循環課の松本 氏から市内で現在起きているゴミに関する問題についてお話を伺いました。
今後、ゴミの出し方がどう変わっていくのか、市民はどうしたらよいのか、 認知症や障害者の方にはどんな支援が必要かなど、自助・共助・公助の立場 から皆さんと考える有意義な時間がもてました。n.n

★参加者の声★
7月の交流会は「声かけふれあい収集」と家庭ゴミの戸別収集等について市の資 源循環課の方の説明会でした。

この声かけ〜は要支援・要介護・身障者等、ゴミ 収集場迄行けない方が、諸手続きをした上で、月〜金曜迄に、出すゴミをまとめ て週一回、室内又は自宅前に出し、それを収集に来た方が、居住者に声をかける 事により、安否が確認出来ると云う大変良いシステムです。又、布類で女性の下 着がお役に立つとか、意外でした。  新役員の方々が色々計画を立てて下さるので、来月も楽しみに出席させて頂き ます。Iさん

「声かけふれあい収集」 という制度があるということを知りました。自分でゴミ 出しができない方達に週一度戸別に回収に行き、その際に安否の確認もするとい う、高齢者世帯や独居の方々に優しい制度が鎌倉市にあるというのは、嬉しいこ とです。
又使用した衣類は回収後分別して、東南アジアに輸出していると聞きま した。とくに女性用の肌着が重宝がられているそうです。  中島吹雪

 
   

* サポート会 7月2日


   蒸し暑い中、18名の方がご出席下さいました。初めての方が3組、その中の1組はご本人、奥様、お子さんでの参加でした。
 最初の方は「夫婦で施設に入居しているが、主人が認知症、要介護2で記憶障害や見当識障害があり、介護している自分(奥様)は持病があるので今後のことに強く不安を感じている」とのことでした。
「入居している施設のケアマネジャーに事情をよく説明し、お願いしておけば、何かあってもきちんと対応して貰えるから大丈夫です。」とアドバイスをしました。
その上でご主人の特養への入所申し込みをお勧めしました。

 次の方は「母が要介護1で妹と暮らしているが、妹はフルタイムで働いている。自分やヘルパーさんも訪問して介護をしているが、母が一人でいる時間が心配。最近転倒があり、歩行や立ち上がりが不自由になった。」
とのことでした。「歩行に不安があるのなら、介護認定の再審査を受け、施設の利用も考えられてはいかがですか。」と提案しました。

 3人目は現在74歳のご主人が認知症で、「2年前から徘徊がはじまり2度警察のお世話になったことがある」ということで、会員に勧められての参加でした。奥様は皆の話を聴いているうちに、現在のご主人の状況が自分で考 えていたより深刻な状態であると認識され、強いショックを受けられました。
今後もサポートが必要であると考えています。
 高齢の方を介護している会員の中には、看取りが現実のものになってきていると感じている方もいらっしゃいます。よい時間を少しでも長く持てますようにとお祈りします。    f.n
 

   

* お知らせ


世界アルツハイマーデー記念「映画鑑賞と対談の集い」
日 時:2013年9月23日(月・祝日)13:00〜16:00
会 場:県民共済プラザビル1F みらいホール(桜木町駅前)

第一部13:00〜13:50 対談「認知症と映画への思い」
   和田秀樹×杉山孝博
第二部14:00〜15:50 映画鑑賞
「わたし」の人生 ― 我が命のタンゴ ―
参加費:500円 主催:全国家族会神奈川支部
詳しくお知りになりたい方は
白鳥さん(携帯090−7709−0539)まで

   

*若年認知症社会参加支援センター「ジョイント」の紹介


  7月7日(日)、上大岡のウィリング横浜で開催された「NPOジョイント」所長の比留間ちづ子氏の「若年認知症の人の生活の充実と必要なサポート」と題する講演を聴講してきました。家族会神奈川県支部の特番企画の講演会でした。
横浜市内外から100名を超える聴講者で会場は満席状態でした。

「ジョイント」は、若年認知症が故に身の寄せ場がない人々に社会参加を促す就労環境提供の活動を実践している新宿が拠点の自主団体です。平成13年に東京で発足した「若年認知症家族会・彩星の会」での本人交流会が前身だそうで、毎月1回ある“ミニデイ”(かまくらりんどうの会の“みんなでデイ”のような集い)を重ねるうちに現在の「ジョイント」の構想作りが始まったとのことです。

平成19年に単年度ではあるが、厚生労働省補助金事業「本人活動拠点のモデル試行」を受託したのを契機に、NPOとして立ち上げ、本格活動を始めて今日に至るそうです。開所以来、若年認知症の人を対象にした【就労型活動・地域貢献活動の拠点】として、また【地域の支援の輪をつなげ、生き生きと暮らせる共生社会をめざす拠点】として地道ながら着実に成果が出ているみたいです。
現在では認知症関係の各方面から注目されてきて、またこの種の拠点モデルが各地域で広まることへの期待が高まっているようです。

「ジョイント」に参加するには、「自立通所できる人(他県もOK)」、「人とコミュニケーションが出来る人」、「就労型活動に意欲がある人」と云う受入条件はあるそうですが、現在の運営状況は、定員が30名、年会費は1万円、登録数は男性12名、就労中は男性6名、参加頻度は週1〜2回だそうです。

運営スタッフ達は、就労機会の創出(仕事の請負や販売など)のために、行政(新宿区、社会福祉協議会、勤労者仕事支援センター)並びに各福祉事業者、草の根市民グループなどとのネットワークを通じて連携し活動されています。

請負仕事は、公園や道路の清掃、アクセサリー(装飾品)やアルバム帳などの創作と販売、或いはグループホーム等での調理手伝い等々があります。有償で請負い、その収益を参加者に“給料”として現金で支払っていくシステムも確立していて、参加者の間では社会参加継続に対する意欲向上の傾向が見られているそうです。当初構想の具現化に相俟って、最近では見学者(行政や福祉事業者など)が増えてきているとのお話でした。

比留間氏は行政の支援も必要だが、最も大切なのは若年認知症問題の解決にチャレンジ精神を持つ市民によるボトムアップな活動の芽作りと育成がカギとのお話でした。鎌倉でも早期でのチャンス到来を念じたいと思います。 白鳥哲夫                                

   

*献品のお願い


  9月1日(日)社会福祉協議会にて福祉まつりが開催されます。
ご家庭で眠っている未使用の日用品(石鹸・タオル・シーツ・賞味期限内 の乾物や缶詰など{生もの・古着は不可})がありましたら8月6日(サポ ート会)にお持ちください。

運営委員まで声をかけていただければ、いただき に伺います。皆様のご協力をよろしくお願いします。      

   

* 熱中症に注意!


  熱中症とは、室温や気温が高い中で体内の水分や塩分 (ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温 上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など様々 な症状をおこす病気です。 家の中でじっとしていても室温や湿度が高いた めに、熱中症になる場合がありますので注意が必要です。

スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜には熱を下げる効果があり  ます。特に冬瓜には漢方薬に用いられるほど利尿作用があり、むくみ取   りや夏バテ対策にピッタリです。冬瓜の簡単な煮物をご紹介します。

  材料(4人分)
 冬瓜 1/4 めんつゆ(3倍濃縮なら50cc+水150cc)200cc おろし生姜適宜
水とき片栗粉 適宜

@冬瓜は縦半分に切り種をとり、皮を厚めにむき厚さ1cmに切る。
A@とめんつゆ、生姜をいれ中火で3〜4分、冬瓜がやわらかくなったら
 超弱火にして水溶き片栗粉をいれ、しばらく煮る。
 味はお好みで・・・最近は小型の冬瓜も出回っています。
 冷えた冬瓜も美味しいです。

   

* ・りんどう8月の予定


火曜日
曜日 内 容 社会福祉センター 時 間
8月2日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:30〜15:30
8月3日 土曜日りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
8月6日 火曜日 サポート会 団体活動室 13:00〜15:30
8月9日 金曜日 運営委員会 団体活動室 9:30〜12:00
8月15日 木曜日 上記参照 団体活動室 13:30〜15:30
8月17日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
8月23日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00
8月27日 火曜日 バザー値段付け 第三会議室 9:00〜12:00

 

* ・りんどう9月の予定


      
曜日 内 容 社会福祉セン ター 時 間
9月1日 日曜日 福祉まつり 第一第二会議室 10:00〜14:00
9月3日 火曜日 サポート 団体活動室 13:00〜15:30
9月6日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村ケ崎きしろ 13:00〜15:30
9月7日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
9月13日 金曜日 運営委員会 団体活動室 9:30〜12:00
9月19日 木曜日 未定 団体活動室 13:30〜15:30
9月21日 土曜日 アルツハイマーディ行事 鎌倉駅周辺 11:00〜12:00
9月21日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
9月27日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00