かまくらりんどうの会 (認知症を支える家族の会)かまくらりんどうの会 今月の話題

更新日: 2012年1月28日

2月の話題

かまくらりんどうの会 今月の話題です

*☆サポート会☆


・日 時・・・2月5日(火) 13時〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室

☆体験談を通し、知恵の交換をし合う会です。
介護体験者がお待ちしています。お気軽にご参加ください。

*☆みんなでデイ☆

日 時・・・2月21日(木) 13時30分〜15時30分
・ところ・・・福祉センター 団体活動室
・ゲーム・・・まとあて、軽い体操、合唱など

☆仲間同士の集まりです。ご本人様もお連れください。
心身ともにリフレッシュしましょう。

  

* 介護の悩みお電話下さい。りんどうテレホン(認知症相談)

相談電話担当者


2月2日土曜日・2月16日土曜日
午後1時〜4時

社会福祉センター2階 相談室

相談電話 りんどうテレホン0467-23-7830 

会員以外の方の相談も受け付けています。
一人で悩まずお電話ください。
介護経験者がお待ちしております。
プライバシーは充分留意いたします。
社会福祉センター2階 相談室へお越しくださっても結構です。

 

* ☆木場代表挨拶(一部抜粋)  

 明けましておめでとうございます。
皆様、ご家族お揃いで良いお正月を迎えられましたでしょうか。昨年は政治や経済は大変な年でした。今年は元気な日 本を取り戻して、世界にその存在感を示すことを大いに期待したいものです。

 さて、かまくらりんどうの会の行事はいつもお天気に恵まれ、今年も新年会 にふさわしい日となりました。場内の飾り付やプログラムもきれいですね。そ して本日も市長をはじめ沢山のご来賓にご列席いただきました。誠に有難うご ざいます。会食後は「お楽しみタイム」を用意しています。お時間の許す限り私たちと一緒にお楽しみください。

 かまくらりんどうの会は今年も元気一杯、その存在感をアピールして活動を 広げていく年にしたいと思います。会員の皆様はお身体を大切にして、介護する方もされる方も穏やかに過ごされますようお祈り申し上げます。

     

* ☆新年会参加者の感想 

市長挨拶
1月17日、鎌倉は4日前の大雪が屋根や道端に残る寒い一日でしたが、11時 から福祉センターで新年会が催されました。
市長はじめ市役所、鎌倉保健福祉事務所、社会福祉協議会、医師会の先生やコーヒーポットでお世話になってい る稲村ガ崎きしろの方々にもお越しいただき来賓12名、会員41名が集いました。

渋谷さんの司会で開会し、木場代表の挨拶、来賓の紹介、「鎌倉の歌」の合唱 と続きました。会食後は獅子舞が各テーブルを練り歩き、お正月らしさ満点でした。
根岸さんの津軽三味線の演奏に聞きほれた後は、体も頭もフルに動かすように工夫されたゲームの数々を全員参加で楽しみました。「かるたゲーム」や知っていそうで知らない「鎌倉クイズ」には来賓もご参加下さいました。
「ジェスチャーゲーム」「ボールゲーム」もありました。どちらも舞台いっぱいに体を使い、特に「ジェスチャー」では名演技の連続で次々に皆さんが正解し、会場は歓声と笑い声に包まれました。「カツラじゃんけん」では各チームから「じゃ んけんぽん!」のかけ声が高々と上がっていました。
最後は全員が輪になり手遊びの「キャベツの歌」や「幸せなら手をたたこう」「りんどう賛歌」を合唱し、池 田さんの三本締めで大いに盛り上がりつつ、2時30分閉会となりました。 S.S

☆今日は楽しく思いがけない賞品も戴いて!ありがとうございました
☆楽しい会なので、普段の介護の疲れが癒さ れました。
☆頭や身体を使ったり、ゲームはとても楽しかったです。
☆自分自身元気を貰いました。ここへ来る楽しみが増えました。
☆とても美味しいお弁当でした。役員の皆さんありがとうございました。
☆楽しかった。時間が短く感じられもう少しやりたい!来年もよろしく。

 
   

*☆若年認知症支援研修会」の参加報告

八幡宮牡丹園
かまくら認知症ネットワーク主催(※)による「若年認知症支援研修会」が1月 16日社会福祉センターで開催され、地域包括支援センター、居宅介護支援事業 所、介護福祉施設などから多くのケアマネージャーや介護専門職、更には介護 家族と総勢55名の参加がありました。

テーマは若年認知症の在宅介護家族の多くが抱える課題(経済問題や就労問題など)と、その実践的対処方法(色々ある 公的経済支援制度の利用)で、講師は認知症の人と家族の会・神奈川県支部の 事務局幹部2名と介護家族会員3名でした。テキストとして県支部が昨年度、 1年間余の時間を掛けて編纂作成した「若年期認知症ハンドブック」が使われま した。

講話は、ハンドブックが作成された背景や利用のポイント或いは県支部の紹介などの総括的なテーマを事務局の方が担当され、各論である色々の公的経済支援制度については、実際に色々な制度を申請し利用を体験した3名の介護家族会員が担当されました。9テーマありましたが、紙面の都合から若年に 限らず高齢期の認知症のいずれにも共通性のある6テーマに絞り、以下に個々 の講話の要点を記します。

@「医療費の助成」の章では、認知症の通院医療でも「自立支援医療」と云う助成  制度が適用(健保の3割自己負担が1割になる助成)されることを知らない人  が大変多い。本人の年令に関係なく、行政(区や市)に申請すれば利用の道が  開ける。

A「特別障害者手当」の章では、これも年令に関係なく「重度の認知症(但し在宅  介護)」の場合、国から月額で約2万6千円の手当が受けられる。一般に視覚  聴覚、上肢或いは下肢などに2つ以上の障害が重複した場合に適用されるが   「重度の認知症」の場合は、病気(中核症状の障害)が1つであっても、生活自  立能力(食事、排泄、衣服着脱、家族との会話、第3者との会話、買い物、  危険物認識、屋外危険回避など)の面で重度の障害状態にあるいわゆる前記  8項目の概ね全てが全介助の病態だと「障害が重複」すると認定されて申請で  きる。

B「精神障害者保健福祉手帳」の章では、これも年令に関係なく、認知症の障害  等級の認定(1〜3級のどれか)によるが、取得保有すると、様々な減免(所  得税、住民税、自動車税など)や、優遇措置(バス料金割引、水道料金割引、  NHK受信料割引など)を受けることができる。

C「障害年金」の章では、申請時期において本人が65才未満であり、初診時点か  ら1年6ヶ月経過した時点で、まだ障害の状態(治癒不可能)にある場合に申  請できる。障害厚生(共済)年金と障害基礎年金がある。精神障害1級に認定  されると、通常の年金額の1.25倍、2級だと1倍の年金が、各々65歳未満  からでも受給でき、ちなみに障害基礎年金(1級)で年額約99万円、障害厚生  年金では報酬比例部分が更に上乗せされる。

D「生命保険・住宅ローン」の章では、いずれも年令に関係なく「生命保険」の場  合、被保険者が重度な認知症で、保険契約の約款に規定される「高度障害」と  認定された場合は、被保険者本人が存命中でも、死亡保険金と同額が前倒し  で一時金で支払われる。また「住宅ローン」の場合、契約者本人が「高度障害」  と認定された場合は、まだローン残債があっても全てが免除される。(支払  わなくてよいとの話でした)

E「成年後見制度」の章では、これも年令に関係なく、大別すると「法定後見制  度」と「任意後見制度」の2つがある。法定後見制度には「後見」「保佐」「補助」  の3つがあるが、認知症病態の程度や事情に応じた制度を利用できる。法定  後見制度の場合、後見人としては、弁護士(月額6万円)や司法書士(月額5  万円)などと生涯契約ベース(亡くなるまで解約不可)で委託することになる  とのことで、富豪・資産家ならいざ知らず、一般の者には高負担になるは必  至で、またこれら専門家の中には悪徳な者は居ないとも限らず、是か非は慎  重に検討を要する。必要な場合は「補助」→「保佐」と云った委託レベルの軽い  順に検討するとよいかも、またこのレベルなら中途解約が可能である。「任  意後見制度」を利用の場合は、配偶者が後見人になるのが普通だが、配偶者  以外の親族の中から人選する場合は、やはり信用度と云う点から慎重に検討  すべきである。

 上記の各テーマに共通で最も重要なポイントは、主治医が作成する診断書の 中身の濃さであるとのことでした。各申請によって書式は異なるが、行政への 申請や年金事務所(日本年金機構)への裁定請求に際し、その都度「診断書」作成 を主治医に依頼するのだが、主治医(できれば長く懇意にしているのが望ましい)に「本人の病態の深刻度を充分過ぎるほどに」訴え且つ伝えることが肝要だ とのことでした。また、できれば配偶者自身で認知障害の深刻度を縷々メモに して渡し、診断書を書いてもらうことだとの話でもありました。

 閉会に当たって、講師代表(県支部幹部)から、鎌倉においても 「若年認知症を対象にした本人と家族の集い」が立ち上がるのを期 待していて、県支部としても支援は惜しまないというお言葉があ りました。あっと言う間でしたが、内容の濃い2時間でした。

(※ 鎌倉市や保健福祉事務所と共に、当会も後援しての開催でした。)T.S 詳しい内容などの 問い合わせはрO90-7709-0539 白鳥氏まで

   

* ・りんどう2月の予定


曜日 内 容 社会福祉センター 時 間
2月1日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村が埼きしろ 13:30〜15:30
2月2日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
2月5日 火曜日 サポート会 団体活動室 13:00〜15:30
2月8日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
2月16日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
2月21日 木曜日 みんなでデイ 団体活動室 13:30〜15:30
2月28日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00

 

* ・りんどう3月の予定


      
曜日 内 容 社会福祉セン ター 時 間
3月1日 毎週金曜日 コーヒーポット 稲村が埼きしろ 13:30〜15:30
3月2日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
3月5日 火曜日 サポート会 団体活動室 13:00〜15:30
3月8日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月15日 金曜日 運営委員会 団体活動室 10:00〜12:00
3月16日 土曜日 りんどうテレホン 社協相談室 13:00〜16:00
3月29日 金曜日 会報印刷 団体活動室 9:30〜12:00